ノル緊急報告
From Nol van Schaik

コーヒーショップへの供給を合法に

マーストリヒト市長

Source: Teletext NOS, Dutch News Broadcaster.
Pub date: Monday, March 14, 2005
Translation: Nol van Schaik.

マーストリヒト発。 マーストリヒトのリーアス市長は犯罪行為を減らすためにソフトドラッグの生産と供給を容認したいと表明。

現在、コーヒーショップではカナビスを買うことができるが、店での生産や供給は禁止されている。市長によればこのことが犯罪活動を促している。ベルギーやドイツの近隣の都市がこの容認政策に同調した場合に限るが、生産の容認はドラッグの品質と量について厳しいチェックの上で行うことになる。


●この声明について。
オランダのコーヒーショップがなくなればコーヒーショップ文化も終わりになるなどと外国のプレスはあちこちで言っているが、本当のところはきちんとした供給ラインが確立されつつある。

オランダは民主国家だ。マーストリヒトがそうなれば全国に波及する!!   オランダは外国の圧力に屈してコーヒーショップを放棄したりはしない!!  グラスがなくなるわけではないからだ。

カナビスについて何も知らないであれこれ並べたてる悲観論者は去れ!!
現実主義者のリーアス市長を歓迎!!

みんなで平和に吸おう。
ノル・ファン・シャイク



商用カナビスの合法化を提案

Source: Expatica.com
Pub date: 14 March 2005
Subj: Call to legalise commercial cannabis crops
Web: http://www.expatica.com
From CCGUIDE News List

アムステルダム発。 マーストリヒトのリーアス市長は、犯罪を抑制するためにオランダのソフトドラッグの寛容政策をカナビスの生産と供給までに拡大することを提案している。 現在のところ、コーヒーショップでのカナビスの所持と販売は容認されているが、マリファナを生産してコーヒーショップに供給することは禁じられている。

個人使用のための少量のカナビス栽培はすでに容認されているが、日曜日のANPニュースによると、コーヒーショップ向けのカナビスの生産や供給の禁止政策が犯罪の温床になっている、とリーアス市長は語っている。

また、商用生産を容認することで関連産業を非犯罪化すれば、警察は他の任務に人員や予算を当てることができるようになる、とも述べている。

だが、容認政策の拡大はドラッグの品質や生産量に対してより強い監査をすることが必要だ、とも指摘した。

市長は、ドラッグを無くすことはできないのだから合法化してコントロールすべきだとしているが、合法化にはヨーロップ特有の事情を考慮しなけれはならないとも語っている。カナビス市場を開くことはベルギーやドイツのマーストリヒトの近隣都市の議会の協力が前提になる。オランダのコーヒーショップ政策の恩恵にあやかるドラッグ・ツーリストが国境を越えてやってくるからだ。

市長の見解は4月に南オランダの近隣都市の議会が参加しマーストリヒトで行われるカナビス会議に先立って発表されたもので、これはオランダ政府とEU本部に明確な意向を示したことになる。

リーアス市長の提案はトレーラー・パークに関する強行路線とは対極をなすものだ。トレーラー・パークはしばしば無法地帯と化し、大半が税金を免れて生活し、カナビスの栽培場にもなっている。

また、彼は、他の政治家や市長たちとともに先月アメリカを訪問した際、オランダがもはやドラッグに関して何でも許される国ではなくなった、とも述べている。

容認はOKだが、注意深く監視ができるはっきりした条件のもとでのみ有効だ。 市長は、オランダがタフになってきたことを強調しながら、アメリカ自身の無意味な干渉をやめるのは今からでも遅くはない、と述べ、アメリカはオランダがドラッグに関して決して"甘く”ないことを知る必要がある、と注文をつけた。