From Hempire Cafe

カナビスが精神障害を緩和

Source: The Daily Mail
Pub date: 04 Jun, 05
Subj: Cannabis 'can ease mental illness'
Web: http://www.thehempire.com/index.php/
cannabis/news/cannabis_can_ease_mental_illness/


最新の研究によると、カナビスが、精神分裂症のような深刻な精神病あるいは双極性鬱病などの症状を緩和する可能性があることが示された。

一部の専門家はカナビスの長期使用は精神障害になると警告しているが、ニューキャッスル大学の科学者たちはカナビスの規則正しい投与で鬱病の症状が和らげられると考えている。

研究にあたった精神科のヒーサー・アシュトン教授はカナビスの医学使用はヘビーな娯楽使用とはまるで違うことを強調して、「カナビスに含まれるある種の物質が精神障害の一部に役立つのです。症状の緩和に使う場合は娯楽目的のユーザーのように多量に摂取する必要はありません。」

また教授は、ドラッグを喫煙する方法は奨励しておらず、カナビスに含まれるカナビノイドとして知られる物質をスプレーにして舌下吸引する方法を採用している、と述べている。

さらに、「カナビスの成分THCには「ハイ」と呼ばれる高揚感がある一方で、CBDと呼ばれる物質には鎮静作用があります。適量を摂取すれば鎮静効果で精神病や鬱病に効果を発揮するのです。私は精神薬理学者ですから、この特別な2物質の混合の割合で薬の効果がどう変わるか研究したいと思ったのです。」

「最近の抗鬱剤には、しばしば、患者の精神を「フラット」にしまう欠点のあるリチュウムが混ぜられているのですが、私達は、カナビス単独ではなく、抗鬱剤のアドオンとして使えば役に立つと考えています。」

現在、研究部門では、先頃カナダで認可されたカナビノイド薬を使ってアメリカの研究者たちと共同で治験を始める準備に取り掛かっている。