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2007年7月26日


来年1月、NORMLが初のアムステルダム・カナビス体験ツアーを開催
ヒンチー・ロールバッハー修正法案否決、賛成得票は過去最高



●来年1月、NORMLが初のアムステルダム・カナビス体験ツアーを開催
2007年7月26日 - アメリカ・ワシントンDC発

NORLMは、来年1月に初めて、オランダで「 
センシブル・アムステルダム・フリーダム・シアー 」を開催することになり参加者を募集している。協賛は CSトラベル

このユニークのツアーは、オランダのアムステルダムで1月18日から25日までの1週間にわたって行われる超豪カナビスなカルチュアーイベントで、アルコールと同様にカナビスの使用と販売が法的に規制管理されている特別な国での生活を直に体験することができる。また、セミナーの他にもさまざまお楽しみイベントも予定されている。

ツアーのパッケージには、アムステルダムでも最も有名なコーヒーショップのいくつかを訪れるプライベート・ツアー、コーヒショップおよび地元警察関係者、カナビス小売業組合のメンバー、NORMLのスタッフ、ゲスト・スピカーを交えたセミナー、アムステルダムでも最も洗練されたコメディ・クラブであるボーン・シカゴでのスペシャルナイト、世界的に名高い カナビス・カレッジと地下栽培ルーム 訪問ツアーなどが含まれている。

オプション・イベントとしては、運河クルーズ、アムステルダムの有名なレッドライト地区のガイドツアー、アンネ・フランク・ハウスやゴッホ・ミュージアムなどの有名な博物館や美術館のツアーなどが予定されている。

パッケージ価格には、アメリカ諸都市からアメステルダムまでの往復航空運賃、5または6泊のホテル料金、スキポール空港からアムステルダム市内までの鉄道往復料金が含まれて、手頃な値段に設定されている。

NORMLのアレン・ピエール事務局長は、NORMLとCSトラベルの協賛による初めてのカナビス体験ツアーに是非参加してほしいと次のように話している。

「特に、われわれのようなカナビス禁止法に苦しめられている国に人間にとっては、あれこれ説明するよりも、オランダの実利的なカナビス寛容政策を直接見て楽しんでもらうのが最もわかりやすいわけです。CSトラベルとNORMLによるガイドツアーは、法的に規制管理されたカナビス市場の内情を知り、自由とはどのようなものか直接体験する絶好の機会です。」


To reserve your place on NORML’s 2008 "Sensible Amsterdam" freedom tour, please visit: http://www.cstravel.org/dest/destinations.cgi.

Media inquiries should be directed to Allen St. Pierre, NORML Executive Director, at (202) 483-5500.

Source:  http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=7312


●ヒンチー・ロールバッハー修正法案否決、賛成得票は過去最高
2007年7月26日 - アメリカ・ワシントンDC発

連邦下院は、先ほど、州の医療カナビス法によって認定された患者や介護者へ対する連邦司法省の追訴を制限するすることを求めた 
修正法案 を反対多数で否決した。これによって、州の医療カナビス認定患者と介護者は、今後とも、医療カナビスを所持や使用で連邦から逮捕・起訴される可能性が続くことになった。

この法案は、共和党のダナ・ロールバッハー議員(カリフォルニア)と民主党のモーリス。ヒンチー議員(ニューヨーク)の2人が党派を越えて共同提出していたものだが、投票の結果、262対165 で成立しなかった。しかし、患者の保護に賛成した165票は、カナビス法の緩和を求めた法案としては下院史上最高得票で、共和党15人( 昨年 より3票減)、民主党150人(昨年より6票増)が賛成している。

NORMLのアレン・ピエール事務局長は、「昨年の選挙で新しく選出された下院議員たちにとっては、深刻な症状に苦しみ医療カナビスをつかっている州の認定患者の逮捕に税金を浪費することをやめさせる初めての機会だったわけですが、残念ながら、民主党80人と共和党182人の合計262人が、患者を追訴し続けるほうを選んだことになります」 と語っている。

投票に先だって、ヒンチー、ロールバッハーの両議員のほかに、ステーブン・コーハン議員(テネシー、民主)とバーバラ・リー議員(カリフォルニア、民主)が賛成演説を行い、共和党のロドニー・フリリングハイゼン議員(ニュージャージー)とデビッド・ウエルドン議員(フロリダ)が反対意見を述べた。

フリリングハイゼン議員は、演説前に、ホワイトハウス麻薬撲滅対策室のジョン・ウォルターズ長官から手紙で、仲間の議員たちと一緒に法案に反対するように要請されていたことを認めている。

今月の始めには、麻薬取締局(DEA)当局が、ロサンゼルスの医療カナビス・デイスペンサリーの大家の何人かに対して、店舗を貸し続けていると逮捕や資産没収のリスクを抱えることになると警告する 手紙 を送りつけている。

また、現在ロサンゼルス地区ではおよそ180軒の医療カナビス・ディスペンサリーが営業していると言われているが、DEA当局は、この10日間で南カリフォルニアにある10数軒のディスペンサリーを 強制手入れ している。

「DEAがこのような荒っぽく高圧的な態度で患者の薬を取り上げることは、道徳に反し、良心に照らしても許されることではありません。しかし、さらに嘆かわしいのは、議会がそのような行為にお墨付きを与え続けていることです」 とアレン・ピエール局長は結んでいる。


For more information, please contact Allen St. Pierre, NORML Executive Director, at (202) 483-5500 or Dale Gieringer, California NORML Coordinator, at (415) 563-5858.

Final vote tallies for the Hinchey/Rohrabacher medical marijuana amendment are available online at: http://clerk.house.gov/evs/2007/roll733.xml

Source:  http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=7313