Weekly News


節度あるカナビス使用は

非行行動の原因にはならない


Source: NORML Weekly News
Pub date: 11 Dec 2008
Moderate Cannabis Use Not Associated With Delinquent Behavior
http://norml.org/index.cfm?Group_ID=7759


2008年12月11日 - フランス・ツールーズ発

中毒行動ジャーナルに掲載された データ によると、若者の非行的行動を予想する際に、カナビスの使用は独立した予想因子にはならないことが分かった。

フランスのトゥールーズ・ル・ミラーユ大学の研究チームは、高校上級生312人の調査データを重回帰分析手法を使って、非行的行動においてカナビスの使用とその他の交絡因子がどのように関わっているかを調べた。

その結果、「アルコールの使用やその他の因子を調整した後では、カナビスの通常の使用が顕著な非公的行動の独立予想因子とはならない」 と結論付けている。

だが、ヘビーなカナビス使用の場合については、たとえ交錯因子を調整にた後でも非行的行動との関連が認められるとも述べている。

2007年の小児・青年期医学アーカイブに掲載された スイスの研究 でも、若者のカナビスのみの通常の使用が成績の低下や逸脱行動を招くことはなく、「カナビス・ユーザーは何も使わない人に比べて、より社交的で、心理社会的な問題を起こす率も大きくはなっていない」 と報告している。

今回の報告についてNORMLのポール・アルメンターノ副事務局長は、「たとえ若者であっても、節度を持ってカナビスを使用すれば、非行や暴力など反社会的な行動を起こさないことが示されたわけです」 と語っている。

「同じ結論を最初に報告したのは1972年のアメリカ連邦のシャーファー委員会で、「一般に刑事裁判関係者からは、カナビスが非行や犯罪行動のる主要な原因になっているとは考えられていない」 と書いています。その結論は今日でもそのまま当てはまっているのです。」

For more information, please contact either Allen St. Pierre, NORML Executive Director, at (202) 483-5500, or Paul Armentano, NORML Deputy Director, at: paul@norml.org.

Full text of the forthcoming study, “Cannabis use and delinquent behaviors in high-school students,” will appear in Addictive Behaviors.