Weekly News


マイケル・フェルプス選手の

カナビス喫煙論争、NORMLの見解

Source: NORML Weekly News
Pub date: 5 Feb 2009
NORML Responds To Phelp's Pot-Smoking Controversy
http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=7799


2009年2月5日 - アメリカ・ワシントンDC発

今週のザ・ヒルズ・ブログで、NORMLのポール・アルメンターノ副事務局長は、オリンピックで通算14個の金メダリストを獲得した水泳のマイケル・フェルプス選手をはじめ、カナビスを吸ったことのある何百万人ものアメリカ人がこれまでにさまざまな分野で輝かしい成功を収めてきたことに対して、アメリカの法律は、この事実を否定するのではなく素直に認める必要がある…と 書いている

ザ・ヒルズ(The Hill)は、連邦議会の議員やスタッフに幅広く読まれているワシントンDCの人気出版物で、議会に大きな影響力を持っていることでも知られるている。

「フェルプス選手の今回の行為は彼の人生を汚し、若い子供たちに悪いメッセージを送ったと非難する人たちもいる。だが、そのメッセージとは実際にはどんなものなのだろうか? たまにカナビスを吸っても、人生に成功をおさめることができるということだろう。この本当のことに腹を立てる人もいるかもしれないが。」

今週のはじめにフェルプス選手は、昨年11月の大学のパーティーでカナビスを使ったことを 認めている。パーティでカナビスを吸っている写真が日曜日にイギリスのトブロイドに掲載されてしまったからだった。

ブログのNORMLに記事に対しては、現在までに200人以上の読者から コメントが寄せられている。この数は、これまでのザ・ヒルズのエッセイの中でも最も多かったものの一つになっている。

Full text of Armentano's editorial, Why condemn Phelps when we ought to condemn the laws that brand him a criminal," is available online at: http://tinyurl.com/b2aqg3

食品大手のケロッグ社は、フェルプス選手を使って宣伝を行ってきたが,今後スポンサー契約を更新しないと発表した。

フェルプス選手は、2004年の学生時代に飲酒運転でつかまっているが、その時のケロッグ社は太っ腹で気にしないとして放置していたが、今回はプライベートな場所でボングを使っている写真だけで、起訴もされていない段階で契約の打ち切りを決定している。

こうしたご都合主義に対して,ケロッグ・ボイコット運動が起こっている。


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