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Source: The Shadow Cabinet 連邦麻薬取締局（ＤＥＡ）のミッシェル・レオンハート局長とエリック・ホルダー司法長官は２５日に行われたプレス・カンファレンスで、これまでの医療カナビスに対する強制捜査が、現在のアメリカの政策としては終結したと宣言した。 これは、オバマ大統領が選挙期間中に強制捜査を終わらせると約束したことに対して、「就任してからすぐ後にカリフォルニアの医療カナビスディスペンサリーが強制捜査を受けましたが、今度も続けるつもりでしょうか？」 という記者からの質問にホルダー司法長官が答える形で出てきた。 「選挙期間中に大統領が言ったことは…今後の法執行で行おうとしていることと一貫しています。オバマ大統領はキャンペーンで私のボスでした… そして、現在もボスです。大統領が選挙期間中に約束したことは、今ではアメリカの政策になったのです。」 本来このカンファレンスは、メキシコのシナオラを牛耳るドラッグ・カルテルにどのような作戦で臨むのかについてのものだったが、開始から約２５分後に上の質問が出てきた。 今回の宣言について、自らもリバタリアン党の大統領予備選挙に出馬した、アメリカ医療カナビス協会のスティーブ・クビー代表は、「これは、多くの病人や身体の不自由な人たち、死期の迫った患者さんたちが待ちに待っていた大きな出来事です。今では４月２０日はカナビスを祝う日になっていますが、これからは２月２５日も医療カナビス患者の日として一緒に国民の祝日にしたいと思います」 と声高に語っていた。 |
今回のニュース・カンファレンスの映像 (YouTube)：US Attorney General Eric Holder: Ending Medical Marijuana Raids now US Policy (2009.2.25)
エリック・ホルダー（１９５１年生）は、オバマ政権で司法長官に任命された。就任早々グアンタナモ収容所の閉鎖などで注目を集めた。アメリカ史上初の黒人司法長官。また、オバマ政権ではまだ麻薬取締局（ＤＥＡ）の新しい局長が決まっておらず、現在もブッシュ前政権のミッシェル・レオンハートが担当しているが、ＤＥＡは司法省の管轄下にあるためにその制約の中でしか活動できない。
ホワイトハウス広報担当官 医療カナビス施設への強制捜査を終結させると発表 (2009.2.5)