 | MHさんの控訴審、期日が迫っています。私はTHCから藤澤弁護士の宛先を教えていただき、嘆願書を出しました。
大急ぎだった上、嘆願書など書くのは初めてなので、内容に自信がありませんが、もっと上手く書ける方には是非、いえ下手でも何でも構わないと思います、書いてみたら、素晴らしいと思うのですが…（とり急ぎ）
-----MHさん嘆願書本文
高松高等裁判所
刑事第１部裁判官殿
減 刑 嘆 願 書
私は、この方の事件を知り、裁判を見守っている一人です。
事件の経緯と判決を知って、とても心を痛めております。
原審での判決は、あまりにも重すぎると心底感じるからです。
この方は、大麻をあくまでも自己使用のためにだけ、それも僅かな量だけを、自己の責任において所持・栽培していたにすぎないものです。他人に迷惑をかけたり被害を与えることなど無く、家業に従事し、社会人として恥じることのない生活を送っておられたのです。個人的に存じ上げないものの、むしろ、とても健全な方だという印象を持っております。
もちろん法に違反したこと自体が、健全な社会人とは看做されないのでしょう、その点について、既に彼は十分に深く反省していることが分かります。
ご家族や周囲の人に与えてしまった迷惑や心労を思えば、反省していない筈などあるわけがありません。
実際、彼がいないことによって家業は窮地に追い込まれてしまうのです。お父様のためにも、そうした事情を考慮していただきたいと切に望みます。
原審のような重刑を与えられ、家業とご家族の生活が崩壊されてしまうのでは、刑罰の効果としてはどうなのかとの素朴な疑問も持ってしまうのです。
何よりも、大麻の有害性に関しては、既にかなり以前より研究がなされ、科学的データによって繰り返し否定されています。
近年もますます新たな研究発表がなされ、昨年はカナダで大麻の全成分を抽出した医薬品の販売が承認されたほどです。
このような植物が、他人に害を与えるとは、どうしても考えられません。仮にそうした側面もあったとしても、それに対する刑罰の重さを比べれば、あまりにも理不尽といってよく、人道的にも考えさせられるものです。
誰にも被害を与えず、営利目的でもなく、何より本人が深く反省をしている今回の事件、ご家族のためにも、何卒、ご理解・ご配慮をいただきたく、この方の減刑をお願い申し上げます。
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