ナタラジャさんについて 投稿者:かや 投稿日:2007/05/26(Sat) 13:39  No.2446   [返信]
THCの大麻取締法違憲論裁判でレポートにある
ナタラジャ(ナタ)さんと、控訴審のころから服役中の現在もやりとりをしているのですが、先日受け取った手紙に
最近特にここでの生活が辛いと感じることが多くなってきたと書かれていました。

2005年2月の逮捕から、不屈の精神で最高裁まで戦い、服役後も資格取得のための猛勉強など前向きに進んでこられたナタさんですが、外では考えられないような厳しい規則と些細なことでも自由がきかない獄中生活が長引いているので
さすがに参ってきているようです。。
獄中の生活は経験したものにしかわからない辛さがあると思います。

「刑務所の中」という日本映画をご覧になった方なら
わかるかもしれませんが、そこで描かれているものと
ほとんど相違のない生活だと仰ってました。
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=2648

それから労役で報奨金をもらえるのでそれがある程度集まったらTHCの活動に役立てて欲しい。通信費などにあててもらえたらと書いてありました。。
労役の時給は何十年も前から改正されていませんので、毎日必死に働いても本当にわずかしか手元には渡りません。
刑務所内でも生活上の必要に迫られて物品を購入するなどお金が必要なことも多々あると思います。
それも契約業者からのみの購入となるので安いところを探すということも出来ません。
そのような状況にも関わらず、彼からこのような申し出を受け、本当に泣けてきました。。

彼からの手紙を読むたびに、彼がほぼ不可能と知っていても大麻取締法の違憲性を訴え最高裁まで頑張り抜いたことを無駄にしてはいけないと強く思います。
私は今までそのような気丈な彼に逆に励まされることばかりでしたが、ここをご覧になっている皆さんからもナタさんにメッセージがありましたら、伝えたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします。