どうも 投稿者:フロッガー 投稿日:2007/08/18(Sat) 17:38  No.2663   [返信]
原爆症の問題、官僚が大秀才であるが故に凡人よりもはるかに馬鹿、という事を示していると思います。
残留放射能、特に誘導放射能についてはどのように計算しているのか、内部被曝はどうなのか、遠距離の被曝をどう扱うのか、といった点で、素人目にも問題が多いと思います。
結局彼らは真実よりも秩序が大切で、目的と手段を取り違えた冷酷な集団として僕の目には映ります。
権力というのは結局個人を支配する暴力的傾向をもち、それをいかに防ぐかというのが国民の課題であるのでしょう。

真実は正義さん、
明治以降に日本人は、日本国の国民をいう概念を手にいれ、過去の家長制度・藩制度よりも大きな意識を持つに至りました。それは、ロマンティックな期待と幻想を抱かせるものでした。自分の命をささげても良いと思えるほどに。これはエゴの放棄で崇高なものだったのです。しかし、逆に国家権力のエゴは国民の犠牲を強いるようになり、太平洋戦争にいたって無能な参謀本部は素晴らしき我々の先輩を犬死させたのです。
今日の世界を見ると、過去の秩序は失われました。日本国という幻想は崩れ去りました。これは人間を二つの方向へ向かわせたように思います。一つは、国家の抑制から解放され自己の利益を追求する道、そして、世界人・地球人としてのモラルを持って生きる道です。現在は荒んだ世の中であっても、僕は新しいステップの途中であると思いたいです。
今後、地域によってタイムラグがあるにしても、国家という概念は軽くなり、各国が協調し世界は一つになっていく方向と思います。その中で我々は日本人であると同時に、世界人・地球人としての自己を獲得しつつあるのだと感じます。
人類・地球の為に生きることが出来るのか、これが我々に与えられた課題であり、これを解決しないと世界は滅亡するかもしれません。「進化しないと滅ぼす」という神に与えられた試練であるとすら感じます。
我々の先祖が日本の滅亡を必死に食い止めたように、我々は世界の滅亡をいかに食い止めるか考えなくてはいけないのでしょう。