 | 昨年は色々とお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
沖縄刑務所に服役しているナタラジャさんより、年末に手紙が届きました。
この手紙を出されたときは風邪気味で鼻水が止まらない、
刑務所は集団生活だから誰かが風邪を引くとすぐに広まってしまうとの事です。
ナタさん、身体もお大事にね。
以下手紙の抜粋になります。
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１２月５日にpaix2(ぺぺ）という女性二人組みの歌手の慰問公演があり、その際にテレビ局の取材撮影が入り
コンサートの模様や刑務所内の撮影もしていったとの事。
全国放送かどうかはわからないけれど、もし放映されればどんなところで受刑生活を送っているかということを
知ってもらえるチャンスだと思うので、しらさんや皆さんに見て頂きたいとおもいます。
また、拘置所も合わせるとこれで３度目のお正月を塀の中で迎えることになるけれど、
もう少し気合を入れて勉強などをしないとすぐ満期出所の日が来てしまいそうです。
ここを出たときに自分も周囲からも「５年間の修行成果があったな」と思われるように、
いろいろな面で自分により厳しく、より自分自身を高めていけるように努力していこうと決意しています。
（注※ナタさんは将来少しでもほかの人の役にたてるようにと、入所して間もないころから、難関である司法試験の勉強に励んでいます）
塀の中にいるということもあり色々と制約もあるけれど、
ここからでも何か出来ることが少しでもあれば、なんでもやっていく覚悟です。
２００８年が皆さんにとって良い年となることを、
またこの国が僕たちが目指す、真に平和で自由な社会に
少しでも近づく年となることを塀の中から心より祈っています。
２００７年１２月２２日 nataraja
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