野中さん 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/01(Sat) 22:25  No.3252   [返信]
>アルコールやタバコより低いとさえ言われている
新規薬剤の承認などの手続きや管理は、副作用が少ない薬剤でも薬事法にのっとって行われるので、大麻だけ特別扱いというわけにはいかないと僕は思います。
麻薬取り扱いについては、厳しすぎるかもしれません。でも「最初は」そういう扱いになるのかな、と予想します。その辺は、科学的・論理的なものではなく情緒的なもので、最初は警戒されるだろうからという理由です。さらに、イメージが実際に現実化することもありうるだろうから。

僕の予想として、
最初に軽い規制にすれば、「好奇心旺盛な若い男子」を中心に、お祭り騒ぎ様ツールとして使われるでしょう。
大麻であろうとアルコールであろうと、そのような場では若者独特の社会逸脱行為が行われるでしょう。
その時に世論は、大麻を原因として断定するでしょう。ただでさえ悪いイメージなのだから。
医療目的を口実にドラッグ使用・・・、なんてことも言われて、かえって締め付けが強くなるかもしれない。

嗜好目的ならば、いいイメージ・悪いイメージを繰り返して本当のイメージになるのを待てばよいですが、
医薬品については、患者さんに安定した供給は出来なくなりますし、処方した医師・薬局の責任問題になります。そもそも医者はそのような事をとても恐れるので(あえて言えば自己保身的ですから)、最初から軽症に出すなどということは、まず行われないと思います。
そこまでして軽症の人に大麻をあえてだすのか。他に代わりがあるだろう。と。

あとは、何故あえて医療大麻を分けたのかということ。
軽症で他の代替薬がある人について使えるにこしたことはないですが緊急性はないです。

嗜好目的の大麻が使えれば、別に医療大麻はいらないと思います。軽症群や自己治療目的の為には嗜好大麻の規制緩和の方が融通のきくやり方だと思います。

医療大麻をあえて分けるのは、
「大麻が医薬品としていろいろな人に効果があり、素晴らしいので、皆が使えるようにしたいから。」
というよりむしろ、
「現状の大麻の規制は置いといて医療用だけ切り離し、本当に必要な病人に大麻が行き渡るようにするための緊急措置。」
という面が大きいように思うので、医療大麻に関しては、ある程度規制が厳しくなるとしても時間を優先した方が良いと僕は思います。