| 野中さん 僕は、大麻問題対立の根っこの構図は、単純に、 「大麻問題は倫理面の対立」と考えています。 数年前に2chで、反対派の人と対話しました。(googleで「大麻、フロッガー」と検索すると出てくると思います。) 僕は、大麻の問題は、科学的・合理的に刑罰の妥当性を論議しようと思ったのですが、話は平行線のままでした。 結局、反対する人が出してくる理由というのは「大麻などで快楽を得ることはふしだらな行為である。人間は普段の人生で努力しその結果喜びを得るべきだ。」ということがベースにあります。 さらに、国がネガティブキャンペーンを行っている為、大麻精神病だの大麻痴呆なんだのってことを、正当な科学的な根拠として持ってくるので、一見科学的・合理的な論争のような体裁になり、そこがまた大変なんですけど。
基本は、論理的なことではなく、情緒的な倫理の問題である。 そこで、私が感じたのは、では実害がなくても倫理的な問題で人を罰してよいのか?という強い疑問です。さらに、私のポリシーは、人に迷惑をかけなければ、別に自分の自由時間をどう使おうといいだろう、というものです。
私は、野中さんのおっしゃるように、正しい情報というものをまずはっきりさせるべきだと思います。その為に、 正式な場で「ダメゼッタイ」の嘘や誇張を明らかとすること。 我々が、一般の方々に、正しく、かつ信頼される情報を提供すること。 を目標とすべきだと思いました。 その上で、大麻を禁止することはというのは、実は、倫理的・情緒的な理由からなんだ、ということを、賛成派・反対派双方が自覚し、論点をはっきりさせることが必要に思います。
また、ここから導き出される未来予想は、 大麻は倫理的な論争にならない部分から解禁されるだろうと言うことです。具体的には医療大麻です。 そして、医療大麻の解禁により、大麻の副作用の実態というものが正しく信頼性のある情報として広まるでしょう。
最後に、 反対派は大麻解禁派を狂人だと考えているはずです。害もありふしだらな行為を世に広めようとしている奴らだと。 しかし、我々は狂人ではなく、奇人です。世に害をなそうとしているわけではありません。世の常識にとらわれず、自分の信念を伝えているだけです。 奇人を尊重できない社会はつまらないと私は思います。 |