すごいな!野中さん 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/24(Mon) 00:08  No.3405   [返信]
野中さん、拍手。勉強になりました。

いままで、大麻裁判の中で大麻取締法の違憲性について何度も訴えてきたもののことごとく却下されていますよね。結局、幸福権というものを超えた害があるという結論です。
現実的には(それが正しいかどうかは別として)、裁判所が違憲性をいうときは、
1.正当な信頼性の高い機関からの情報
2.世論
を考慮した場合がほとんどである気がします。大麻の場合は、正式な国の見解がダメゼッタイであること、世論もそれに同調していること、からこのような結末を迎えるのだろうと思いました。彼らには限界があります。
薬物の有害性などを検討するのは本来厚労省ですが、まあ期待できそうもありません。
「権威主義的リーガリズム」というのは、日本は横行しやすい風土がある。アジア的な運命をあるがままに受け入れる思想がやはりあるのだろうと考察しています。

僕は現実主義なので、彼らの行動の善悪はともかく、現状を打破するには何が必要なのかを考えてしまいます。
(そもそも、国家や社会システムにあまり期待してない。)
現状では裁判所は過去の判例をなぞるだけだろうし、もうひと工夫必要だろうと思います。そのために何をなすべきか?それこそあまり手の内を出さない方が良いでしょうが、結局は正当に大麻の現状についての情報を発信することなのだと思います。
さらに、自分自身の社会での役割をきちんと果たし、信頼を得ること。それによって発言の重みが変わると思う。要するに、自分の仕事をがんばろうと思ってます。