医師たちの医療カナビス連想ゲーム 投稿者:ダウ 投稿日:2008/09/24(Wed) 22:31  No.4005   [返信]
研修医さん、フロッガーさん

私は、医学の専門家でもありませんし、専門に勉強したこともありません。もっとも病気がちの年よりなので、さまざまな病気の経験的専門家ではありますが。

そんな私として正直感じることなのですが、医学関係の方のお話は、とりわけ日本の方の場合は、しばしば、実際にはカナビスそのものについては余りよくご存知ないのではないかという印象を強くうけます。

確かに、職業的に気軽にカナビスを吸ったり、カナビス文化に交わるなどという経験がないでしょうからやむおえないのだろうなとも思いますが、医学的知識や経験は豊富なので、カナビスそのものに対する無知さを医学的常識で割り切ろうとして、連想ゲームにはまってしまっているように感じます。

例えば、医療カナビスとサティベックスのようなカナビス製剤やマリノールのような化学製剤を区別せずに、全部を医療カナビスと呼んだりする。少なくとも、オランダでもカナダでもアメリカでも、医療カナビスはハーバル・カナビスが対象で法律もそうなっています。

また、医療カナビスの種類については無数といってよいほど多様なのに、全部同じだ一括りにしてしまったり、あるいは、摂取法についても雑な知識しか持ち合わせていないように思ったりします。

「24時間大麻の影響下にあるなんて現実的ではない」などということもありません。例えば、寝るときにはチョコレートをたべたり、丸めたハシシを歯の裏側に付着させておけば朝まで効いています。もっとも、緑内障の眼圧は、血糖値と同じで、ある程度の幅で低くしておくことが目標なので普段はそれほど厳密な必要はないと思いますが。

大切なことは、緑内障も含めて、いろいろな疾患を抱える患者の中には、医療カナビスが効く人も確実にいるということです。それを確率の問題にすり替えるのは間違っています。それはあくまで製薬会社の発想です。医療カナビスは、基本的には製薬会社の介入など必要ありません。患者にとっては、自分に適合した品種のカナビスが一つあればいいのです。

カナビスには、何千年という歴史がありながら、医学的なメカニズムが解明されはじめたのは、ほんのここ十年のことに過ぎません。少なくともカナビスについては、それほど人間の知識などは幼稚なのです。

生意気な言い方であることは重々承知していますが、だからこそ、医師たちの専門家のプライドが連想ゲームを引き起こしてしまうのではないか。ドーピングの大西教授みたいに。彼は、カナビスに無知です。それを恥ずかしいと思わないほど無知です。

私からの要望ですが、少なくとも医師の連想ゲームではない、カナビス・スタディハウスの「医療カナビス」「医療カナビスの実践」「カナビスの医学研究」「医療カナビス神話」をぜひ読んでいただきたい。

当然、考え方や誤りもあるでしょうが、医療カナビスが普通の医薬品と一番大きく違うところは、医師が主導するものではなく、患者自身が主体になって、自分の生活やコミュニティの中で使っていくものだとわかって欲しいと思います。

医療カナビスは、いままでの医師の発想では通用しないと思います。

ダウ