Re:[408] レス 投稿者:前田(前科一犯の) 投稿日:2005/07/03(Sun) 05:30  No.409   [返信]
最高裁上告棄却 どんな無害論の主張も、豆腐にかすがい、要するに世論を喚起する以外、方法はないということなんでしょう。道理を言えば、道理のはしくれぐらいは返ってくるかもしれないという淡い期待(僕にもあったし、白坂さんや桂川さんにも、支援者にもあった)は全く甘かったということだね。
「裸の王様」は大麻の弾圧は歴史的・政治的なもので、石油業界が大麻の資源・産業の可能性を弾圧したということを証拠をあげて暴露している。産業資源・工業的価値が大麻にあることがわかれば、大麻にどんなに害があっても、(タバコと同じように)合法化されることになる。吸うことが犯罪だとか犯罪ではないとかなんて、どうでもいい問題になってしまうでしょう。大麻の有害性なんて大麻を弾圧するための口実にすぎないのであって、有害だから規制したのではない(厚生省が有害性を立証できないのをみてもわかる)。規制するために有害論をこじつけたとしたら、なぜ規制する必要があったか、ということ。それをジャックヘラーは明らかにしている。
大麻はバイオマスエネルギー、食料、衣服、肥料、燃料、医薬品、建築材料、紙などになり、循環型社会をつくるうえで非常に役にたつ植物である。資本主義が断末魔のうめき声をあげている現在、大麻は植物による革命を可能にする。
もちろん吸いたい人は、大麻を吸ったぐらいで逮捕するなと主張するのもいいし、大麻の偉大な有用性を主張し、それを規制しているのは社会悪であると主張するのもいいでしょう。さまざまな主張が可能であり、それぞれが極めて現実的なものであるということは、とりもなおさず大麻がどれほど偉大な植物かということの証明ではないでしょうか。僕は「食」と「医療」を通して、大麻の驚くべき可能性のいくつかに気がつきました。しかし、ただの「食」ですら、中目黒の麻薬取締部まで最低30回は出向いてますし、「医療」に関しては逮捕すらされてしまいました。「食」や「医療」ですらも外から見ているほど簡単なものではないのです。



> 前科一犯の前田さん
> > カンナビススタディハウスのサイトいいですね。
>
> ですねぇ。私もしばらく前にここで紹介してもらうまで知りませんでした。
> 桂川さんの上告、棄却されたとのこと。弁護士から最高裁決定文のコピーが届きました。最高裁の判事たちの名前をしっかり覚えておいて、次回の国民審査では意志表示しなければと思っています。思考停止の司法には呆れるばかりです。
> 大麻のブログの件、私も気になっていましたが、事情は知りません。どうしたのでしょうね。重宝していたのですが。
> ジャックヘラー氏と連絡が取れ、翻訳を前田さんが出されるとのこと。スゴイ!出版社などはもう決まっているのでしょうか。楽しみです。ぜひレストラン麻で出版記念パーティーなどやって下さい。
> 前科一犯の「マリファナ青春旅行」、重版おめでとうございます。これで二犯目の裁判費用も大丈夫ってところでしょうか。^^