ゴミ売り新聞 投稿者:彼岸花 投稿日:2008/11/03(Mon) 13:07  No.4155   [返信]
常々思うのですが、政府が言うことをそのまま言いたいなら、メディアの存在価値ってもはや何もないですよね。元々そうだけど、政府も広報HPやら官報があるわけだから。
以下のような、何も調べずに権力に言われるまま乗せられてる新聞に金を払う意味って何かひとつでもあるんでしょうか?コボちゃん読みたいから?


慶大生大麻事件 憂慮される汚染の広がり(11月3日付・読売社説)

 大学生の間に、どこまで大麻汚染が広がっているのだろうか。

 慶応大の男子学生2人がキャンパスで大麻を売買したとして逮捕、起訴された。警察は、ほかにも売買などに関係した学生がいないか調べている。

 大麻取締法には、営利目的で栽培や輸入をしたら最高懲役10年、所持や売買でも5年以下の懲役という重い罰則がある。

 2人はカラオケボックスなどで大麻を吸っていたという。「大麻に興味があった」とも供述しているというが、どれほど罪悪感があったのか。安易な気持ちだったとしたら、考え違いも甚だしい。

 今回を含め、慶大生の大麻による逮捕者は、この5年間で計7人に上るそうだ。しかし、他の大学も大麻汚染と無縁ではない。

 法政大では学生5人が学内の会議室や図書館で大麻を売買していた。関西大でも大麻事件が摘発され、学生の一人は「キャンパスなどで在学生や卒業生約40人に売りさばいた」と供述した。

 関東学院大学のラグビー部員2人が大麻草を栽培した容疑で逮捕され、他の部員12人も吸引していた事件もあった。

 特に看過できないのは、キャンパスが大麻の売買や吸引の場になっていることだ。「キャンパスは夜間も出入りでき、警察のパトロールもなく安心だった」という供述もある。これでは、大学は治外法権のようだ。

 大学も学生の指導と学内管理を徹底する必要があるだろう。

 大麻事件の昨年の検挙件数は3282件で、過去最高だった。今年はそれを上回るペースで増えている。検挙される者の約7割は10歳代、20歳代の若者だ。

 オランダなど大麻の規制が緩い国が一部にある。若者を蝕(むしば)んでいる背景には、海外旅行などでの体験もあるのだろう。

 インターネットで外国産の大麻種子を販売する業者がいる。違法に輸入されたものでも、発芽前の種子なら、国内での所持や販売に罰則がない。種子を購入し、自宅のベランダなどで大麻草を栽培する事件も増加の一途だ。

 吸引など大麻を使用した場合の罰則もない。これでは効果的な取り締まりはできない。早急に法の抜け穴をふさぐべきだ。

 財団法人「麻薬・覚せい剤乱用防止センター」は、大麻を乱用すれば深刻な身体的、精神的影響が出るとして警告を発している。大麻の怖さについて、もっと周知していくことも大切だろう。
(2008年11月3日03時04分 読売新聞)

ttp://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20081103-OYT1T00007.htm