法律という名の利権 投稿者:しら 投稿日:2009/02/25(Wed) 19:42  No.4843  Mail  [返信]
かっちゃん
司法は途方もなく劣化していると思います。これまで何度も書いたことですが、何度書いてもアタマにきますが、私は逮捕されたその日から、大麻取締法は生存権を侵害していると主張し続けました。ところが、一審では、裁判官はその主張を反省していない証拠として扱い、高裁も、最高裁も、私が主張した生存権侵害については、実に一言も触れず、裁判は終わってしまいました。信じられない思いでした。

また、大麻密輸の冤罪としてレポートした裕美さんの件では、弁護士と本人が証拠と言葉を尽くして無実を主張しましたが、控訴審の初公判で即日結審し、その場で控訴棄却の判決が言い渡され、懲役5年という一審の判決を維持しました。つまり、控訴審の裁判官は、被告人と法廷で対面する以前に、初公判が開かれる前に、既に判決文を用意してあったのです。こんなめちゃくちゃな裁判があるでしょうか。本当に、合法的に活動することなどバカバカしくなってきます。

悪名高い「判検交流」をご存知でしょうか。裁判官と検事が入れ替わりで仕事をしている制度です。ふざけた話です。こんなことで公正な裁判などできるはずがありません。司法制度改革は、裁判員制度などの前にもっとやることがあるはずです。

少なくとも、最高裁人事を内閣に任せず、せめて国会の同意人事にしなければ、制度的にも三権分立など保障されているとは言えないと思います。逆説的に言えば、実はもともと憲法で三権分立など担保されておらず、全ての権力は内閣に従属するシステムとして仕組まれているのだと思います。そしてそれは支配に都合の良いように現行憲法を日本に仕込んだ戦勝国の意思だろうし、戦後の総理大臣がCIAの傀儡だったこともアメリカの公文書で明らかになってきています。三権一律。それが憲法というシステムとしての現実だし、公教育で三権分立などと教えているのは国民を洗脳しているに他ならないと私は思います。

裁判官、検察官、弁護士。法曹三者と呼ばれる連中は、法律という国家利権に巣食う寄生虫ではないかと思うことがあります。


darmaさん、面白そうなDVDの紹介ありがとさん。明日の記事で紹介させてもらうね。