おかしな裁判については何回も経験しています。 投稿者:かっちゃん 投稿日:2009/02/26(Thu) 13:10  No.4846   [返信]
しらさん
 私も現在の法曹といわれる人達の社会常識に対する無知についてはいやという程知らされてきました。その無知が自分たちが専門の法律にも及んでいる事も知っています。私自身の離婚裁判でも双方の弁護士に法律解釈論争を挑んでも暖簾に釘状態でした。相手の陳述した弁論書を読んで「この言い分じゃあ、離婚したいと思ったら離婚できる」と言ったら私の弁護士は「全くその通りですね」と言う始末でした。素人の私が法的なロジックで根拠を語っても本当に徒労で相手弁護士は「離婚訴訟は人事訴訟の面もある」などという幼稚さ。
 それなら裁判などしないで話し合いましょうと攻めると何も言ってきません。私を異常に恐れていたそうです。
 しらさん同様、法的に示された権利を要求しても裁判官も思考出来ない様子もはっきりわかりました。2審までやったんですよ。

 
 近い知り合いの弟が痴漢で捕まりました。裁判官はなんといったと思います?
 「こんな男は犬猫のオスと変わらんのだから、嫁でもあてがわない親が悪いのだ」と言い放ちました。知り合いの女性は証言台で弁護士の質問に「弟は軽い知恵遅れだ」と証言したせいもあるでしょうが、判事以前に人間としてどういう教育を受けてきたのか呆れてしまいました。その姉は判事の言葉に証言台で泣き出してしまいました。
 裁判中に私は被害者女性の弁護士に10万円で示談を済ましたのですが、いったいどちらが可哀想な立場か考えると本当に納得できない気分でした。
 裁判官はいろいろ見てきましたが一番酷いのはこれ、今でも強い記憶です。

 検察交流は本当に疑問ですね。馬鹿な裁判官が検察庁に出向して裁判官に戻れば検察よりに洗脳されてしまうでしょ
う。行政訴訟でお国に沿った判決しか出せない状況も続くのでしょうね。

>少なくとも、最高裁人事を内閣に任せず、せめて国会の同意人事にしなければ、制度的にも三権分立など保障されているとは言えないと思います。逆説的に言えば、実はもともと憲法で三権分立など担保されておらず、全ての権力は内閣に従属するシステムとして仕組まれているのだと思います。<


 こういう事を観念的にはしっている人も多いでしょう、言葉として。法学部の学生だったら聞いた事くらいは多いはず。憲法は必修科目のはずですから。
 せめて高校時代に授業でこの問題点など教えられる教師がいればなあと思いますが、
 社会人になって一生裁判とは無縁の人達も多くいるのだから、私としらさんの様に煮え湯を飲まされた経験がないとなかなか国民全体に「まともな司法へ」という意識が広がらないのかも知れませんね。
 東京高裁の玄関前にはマイクで「裁判所はきちんと裁判をして下さい。提出した証拠を取り上げたらちゃんと調べて下さい」とがんばっている人がそれぞれ2,3人いましたが、いかに司法が信頼されていないかを表しているのでは?しらさんも見ていませんか?
 白坂さん達の裁判記録を読むとある意味絶望感が深まりますね。そもそも何のための裁判か、法律条文を読んで解釈し、それを根拠に判決を出すというのは今の裁判では例外的にしか存在しないのかなと思います。その元にあるのは権力がわの「民はよらしむべくして、知らしむべからず」というおごりの心でしょう。
 ホント、頭にきますね。