一言 投稿者:かっちゃん 投稿日:2009/03/31(Tue) 20:43  No.4941   [返信]
 従軍慰安婦の強制連行という事実は日本政府、裁判所も認めている歴史的事実です。各国の議会などが要求しているのは「認めているのだから謝罪して賠償するべきだ」と言うことです。私もそう思います。政府直接ではなく半官半民のアジア女性基金からは、百万円単位のお金と総理大臣のお手紙が入っており、その内容は「ご免なさい」というものだそうです。これに対し韓国の多くの慰安婦の方たちは公式な謝罪を求めて受け取りを拒否しています。そのうちの1人のイ・ヨンスさんが日韓条約において日本は慰安婦の方たちへの損害賠償については話し合われたと言い。韓国政府は話し合われていないと食い違っています。イ・ヨンスさんは韓国側の公開資料を見て韓国政府の言い分を確認し、それでは日本ではどうなっているのかという事を確かめに来日し、東京地裁への日韓条約の日本側資料の公開請求を提訴したのです。
 この事をjanjanに記事にした芹沢記者に対し、攻撃を加えたものがいて、かなりお怒りの返答がありましたが忙しいので相手が出来ないという事でした。私はイ・ヨンスさんの行動は当然で支持できる物という内容での投稿です。
 強制連行について疑ったり否定したりする論客や政治家はいますが、民間では否定する側の悪意に満ちたデマゴギーが公然と流布されているどころか書店に行けばそういう本が山積みです。日常的にこういう場面を目にしている在日の方たちや韓国人の方からすれば日本政府の対外的な二枚舌の象徴に思えるでしょう。私もそう思います。北朝鮮の拉致事件の人権侵害行為はその責任は北朝鮮にある事は当然です。しかし、一方で日本は従軍慰安婦の方たちのみではなく強制連行という大規模な拉致事件を行っており、謝罪の機会を失いつつあります。今北朝鮮に拉致された人の家族達を本当に思いやるなら一刻も早く元慰安婦さん達への公式謝罪と賠償金を支払い少なくとも韓国との間に拉致問題について理解やお互いの支援についての話し合いが進めば拉致問題の進展も少しは望めると思います。さらに北朝鮮在住の元慰安婦の方たちについても公式謝罪と賠償金を行うと宣言すれば、拉致事件について北朝鮮にさらに強く言うことも出来、国際的にも日本の言い分は多くの支持を得ることが出来ると思います。
 私は何も政府や裁判所が言うから事実だというのではなく、これまで公開された資料や証言を元にした本などを読んだり、今までの読書体験、又実際にそういう名残を示す事実体験に基づいて従軍慰安婦強制連行は当たり前の事実と確信しています。
 以上です。