いやー、、、、あのさ、 投稿者:しら 投稿日:2009/04/06(Mon) 04:57  No.4968  Mail  [返信]
やまさん
>あのさ 多分 しらさん 定義とかあまり深く考えずに原理主義という言葉を使ってたでしょ 違うかな? 

あのさ、こう言ってはなんだけど、原理主義という言葉の意味、定義を深く考えずに使っているのはやまさんだと思うよ。
小沢事務所の献金処理について原口議員が、「法律に触れてないから違法じゃない」と説明したことを、やまさんは「法律原理主義」だと言ってるでしょ? 私はそれは別に法律原理主義だと思わない。だって、ただ法律に違反していませんと説明しているだけだから。法律に触れなければ何をしたっていい、などとも言ってないし。

JANJAN でも例に出されていたことだけど、交差点で、絶対に安全が確認できる場合、私は渡っても構わないと思う。例外もあるけど、絶対に安全なら、私は赤信号でも交差点を渡る。
それは交通法規には違反している、絶対に安全だとしても、それでも赤信号では渡ってはいけない、罰則を科されて当たり前だ、という主張を、私は「法律原理主義」と言っています。

やまさんは、単に「法律に触れてないから違法じゃない」と説明しているに過ぎないことを、法律原理主義としている。それにはちょっと違和感を感じます。
で、検察は、法律原理主義でなければならない。法治国家の大原則でしょう。

>大麻があればね まあ ちょっと一服しなよ と言うところなんだけど、、、

ありがとう。でも、私としては、やまさん、ちょっと抜いたほうがいいんじゃないの?という感じ。

>法律に触れてさえなきゃ 何やったっていいんだよ 法律がだめと言ってるんだからだめなんだよ これは原理主義ということで同じなんだ 本質を見極めようとしない それが当たり前だと思い込んでいてそれを疑うことをしない

具体的なことで言うと、原口議員は、「法律に触れてさえなきゃ、何やったっていい」なんて言っていないでしょう。
法律に触れていない、少なくとも、これまでは法解釈としても違法とされていないことについて、突然、特定のケースだけをピックアップして、逮捕勾留し、起訴する。しかも、全く同じようなことをしている者が明らかに多数いるのに、それらはお咎めナシ。これは検察の暴走であり、暴挙ですよ。これでは法治国家とは言えない。

>今回は検察が法律原理主義と対決する側になった だから面白いんです

法律を守っているのに、法律を守っていればいいというものではない、それは法律原理主義だとして、検察が闘うなんて、そりゃ、はっきり言って滅茶苦茶な話だよ。

>何が正しいかを検証することなくてしらさんも私も有罪判決を受けたのでしょ 今度は検察がそれをやるんです

それは検察がやることじゃないし、検察がやってはいけないことだよ。検察の役割は、あくまでも法違反行為について立証し、相応の刑罰を裁判所に要求すること。それだけです。
法廷で問われるのは、まず、違法行為として起訴された内容が事実かどうか。そして、違憲性を問う場合は、その違憲主張が妥当かどうか、でしょ?
検察が現行法を無視して、恣意的に特定行為を起訴して、何が正しいかを法廷で問うなんて、言ってることが滅茶苦茶だよ。

それ、やまさんの観念におけるリアリティではあるんだろうけど、法治国家としてのリアリティではありえないし、あってはならない。
前にやまさんが大麻を検察やマスコミに送りつけて、裁判で戦うのだと書いていたことを思い出します。で、大麻取締法の違憲性を問うのではなくて、裁判官と検察を問うのだと言ってたっけ? あの時も指摘したけど、そのようなことをしても、法廷で問われるのは違法行為の事実だけ。問えるのは違憲性だけ。やまさんの妄想のなかでのリアリティは、法廷での現実(リアル)にはなりえない。