メキシコと言えば 投稿者:かっちゃん 投稿日:2009/05/08(Fri) 19:11  No.5061   [返信]
 スペイン語圏最大の人口を誇る紛れもない「大国」です。の筈なんですが、日本人は小国と思っていないでしょうか?そして、日曜日以来マニー・パッキャオの試合を見てから、一日3回以上は録画を見ています。あのリッキー・ハットンを2ラウンドで伸ばしてしまうとは信じられない。尤も、ハットンは顔面で相手のパンチをガードする悪癖があり、スピードのあるパッキャオには分が悪いのではと思っていたら、案の定、の筈なんですが予想をはるかに上回る、想像を絶する、驚天動地、その倒されっぷりがもの凄かった。

 なんて、ボクシングの話しですよ。2チャンネラーのボクオタ(ボクシング・オタク)間では話題騒然ですが、結構、マニアックなファンもいてボクシングの最近の世界の動向や昔の話しなど勉強になります。いろんな人がいるもんですね。

 パッキャオと言っても日本人はあまり知らないかも知れませんが、この2年間で恐らくその拳だけで50億円くらい稼いでいるフィリピーノボクサーです。メキシコと言ったらマニー・パッキャオを連想するのは相当なボクオタですが、ボクシング軽中量級帝国のメキシカンボクサー、それも史上最強クラスの世界チャンプと死闘を続け倒しまくったパッキャオはメキシコ系アメリカンのライト級王者のデビッド・ディアスを壮絶なKO勝ちで世界を驚かせました。その勢いでウェルター級の体重契約でメキシコ系アメリカンの大成功者で大金持ちのオスカー・デ・ラホーヤを8回TKOで葬り、これまた世界を驚かせ、2008年度のスポーツ関係の世界の賞を総なめ、ついこの前5月3日(現地、5月2日ラスベガス)、スーパーライト現役最強と言われるリッキー・ハットンを予想をはるかに上回る凄絶な失神大の字仰向けで2回でリングに眠らせる離れ業を演じましたが、いやはや、何と言って良いのか。

 ですね。このハットンだけがイギリス人でイギリスから大応援団2万人以上が大西洋を渡ってベガスに駆けつけたにも関わらず、応援団ごと黙らせちゃったんですね。
 ハットンはイギリスでは超人気者で、しかも弱いのではなくメチャクチャ強い現役バリバリですから。何かイギリスが気の毒に思えました。

 残念ながらフィリピンではマリファナはイリーガルだそうです。但し、金持ちの子弟は吸っているとの噂は絶えない様で日本より何につけてもアバウト、おおらかな国情通りの様です。貧困も凄いし、政治の腐敗も酷い。

 産業用大麻を生産したら、年中収穫できるのではないのだろうか?政治家は何をしているのだ!
 私もフィリピンにほんの少し滞在しましたが、現地では洗濯機よりも人間の労働力に頼るべきなのだそうです。車を持つなら運転手を雇うべきとまで言われています。

 メキシコとフィリピンは国民同士は非常に親近感をボクシングのおかげでしょうが持っているようです。本当はお互いによく知らないのではないのかと思いますが。

 メキシコからアメリカ南部への不法入国の話しは今でも続いているようです。これを現代のレコンキスタ即ち再征服などと言う話しもあるとの事。

 マニー・パッキャオの所為でまだ頭がボーッとしている感じがします。ミンダナオ島の貧しい農家の少年が15年でこうなるのですから驚きです。

 豚インフルのため、パッキャオは帰国しないでくれとフィリピン国に頼まれているようですが、感染もしていないのに何を言うかと強引に帰国の見込みと朝日新聞スポーツ欄に小さく載っていました。肝心の試合結果を記事にしたのかなあ、私は見た覚えはない。

 チャリファナ紀行は今いずこでしょうか?