かすかに残る司法の良心、というか当然 投稿者:彼岸花 投稿日:2009/07/22(Wed) 22:50  No.5248   [返信]
違法捜査裁判:「任意捜査の範囲を逸脱」と都に賠償命令

公務執行妨害罪などに問われ無罪が確定した横浜市の男性が、
警視庁の違法な逮捕で精神的苦痛を被ったとして、東京都に約940万円の賠償を求めた訴訟の判決で、
東京地裁は22日、97万円の支払いを命じた。
畠山稔裁判長は「2時間を超える職務質問をしており、
任意捜査で許される範囲を逸脱している」と逮捕手続きを違法と判断した。

判決によると、男性は06年3月、世田谷区の路上で3時間半にわたる職務質問を受け、
逃走しようと車を発進させてドアミラーを警察官にぶつけたうえ、
トランク内に大麻を持っていたとして、公務執行妨害と大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された。

しかし、東京地裁は同10月、「男性にぶつける故意はなく、公務執行妨害罪は成立しない。
逮捕手続きが違法なため、見つかった大麻にも証拠能力はない」と無罪判決を言い渡し、2審で確定した。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090723k0000m040064000c.html