腹の立つ映像 投稿者:かっちゃん 投稿日:2009/07/24(Fri) 05:44  No.5254   [返信]
 昨日の事ですが、7時からデジタル衛星放送でニュースを流す放送局があります。その中でアメリカ連邦麻薬取り締まり局がカリフォルニアで大麻の違法な植え付けに対する伐採に日本から密着取材しに行ったレポーターの報告がありました。

 カリフォルニアの山の奥に大麻が大量に植わっている現場が映し出されていましたが、1メートル程の高さで青々とした大麻を手作業で刈って束にして、ヘリコプターでつるしてトラックに運び込む様は「緑の環境破壊」そのものではないのか思いたくなるものです。

 麻薬取締官達は銃を装備し、場合によっては犯人を射殺できるように現場にしのびよって行きましたが幸いにも、全て放棄して「栽培者」はいち早く逃げ出していた様です。

 この伐採に関しては末端でべらぼうに高額になるその元を摘んだという想定であり、さらに「たかがマリファナというが、このマリファナがやがてコカインに変わるのです」と取締官が述べています。

 同時にカリフォルニアでは医療大麻のライセンスがあれば栽培が出来るというテロップも流れていたので、よーく考えるならおかしい?と思わないんでしょうか?

 膨大な税金を投入して、大がかりな違法栽培を見つけ出し、大量の大麻を伐採するのはこれ程明らかな「国費」の無駄使いも珍しいと多くのアメリカ人がこの映像を見たら思うでしょう。しかも素朴な俗論「ゲートウェイ理論」をあたかも正しいかの様に信じて、お役所仕事をされちゃ情けなく思う人もいるでしょう。アメリカのカリフォルニアでの出来事ですから。

 日本のレポーターは全く無批判、そのまま垂れ流し放送のお役目に終始ですが、何のため番組だったのかとも言いたくなります。

 映像の中の大麻は青々と瑞々しく綺麗でしたよ。ほっとけば良いのに。恐らく広大なカリフォルニアの山中には大量の大麻がCO2を吸収し、すくすくと育っている事だと思います。