 | しらさん
「医療大麻のライセンスがない人は栽培は違法」だとレポーターが言っていた。それだけの様な気がします。レポート全体が「これから大捕物が始まる」というものものしい感じではじまり、現場に近づくとレポーターの声を小さくするよう指示されたと言ってました。
カリフォルニアでの大麻に関する現在の状況はそれ以外全く触れず、最後は「このマリファナがコカインに変わるのだ」という連邦麻薬取り締まり局員の言葉で終わり。
７時からのニュース番組で１時間枠を取っているのはこの衛星デジタルの番組だけだったと思います。選挙や豪雨などニュースが多いのでこの番組にチャンネルを回した途端に始まったので驚きましたが「連邦麻薬局の大麻取り締まり」の捜査活動の宣伝ですね。放送局はどこか普段気にしていないので分かりませんが７時から１時間を放送するのはここだけ。
私は、少しは広い農場の様なものがあるのかと思いましたが当然ながら良く気をつけないと分からない様にカモフラージュしているのでしょう。全体を映した場面は殆どなく伐採してヘリコプターが登場して大麻の束を引き上げるのを見て規模が大きい、かも知れないと思いましたが。あの１回の作業で終わったら勿体ないもんです。そう言えば押収量など言わなかったと思います。合法化論議どころか取り締まり状況も言わないちょっと変な放送だと感じました。基本的に大麻の栽培は一端植生を破壊するが、その伐採は良く考えないとさらに環境破壊になる場合もあると思っています。
森や林、その他の雑草の間に１０株程度ずつ散在する様に広大な面積を使って「栽培」したらお手上げになるんじゃないのかなと不埒な考えがよぎりましたが、カリフォルニアの広大な自然公園が大麻だらけになる前に合法化しないと大変だという事も後で考えました。
画面の中に日本のクズみたいな植物があった様な気がします。アメリカで大繁殖して「環境破壊の緑の侵略者」などと言われて、元々の植生や生態系をメチャクチャにするという話しですが荒れ地でも良く繁茂しＣＯ２を吸収し、さらに森林の面積を拡大するとも言われてもいます。（日本では荒れ果てた公園や庭などクズだらけ、緑には違いないが）
大麻もクズも冬には枯れてその間に樹木は日光を受けます。そういう条件で育つ木と共に長い目でみるとＣＯ２を蓄積し森林面積を増やして地球温暖化を防ぐのではないだろうかと私は考えます。従って北海道の大麻伐採はとんでもない環境破壊になると思うのです。 |