| たった今、ノリPの所属事務所のノリP解雇の記者会見を見たところですが、少なくとも相撲協会の理事の面々よりはましだなと思いました。
どこか覚醒剤にのめり込んだノリPに対する同情、哀れみの心が感じられ、「断腸の思い」を語った真意も理解できると思いました。 それに対し「4年間、覚醒剤をやっていたことについて、騙されたと思いませんか」と煽る記者の根性の卑しさは相変わらずなもんです。
いったい、あれ程大騒ぎしていたのに、未だ「薬物乱用問題」の本質に迫ろうとした報道が皆無なのは何故なんでしょう?不思議だなあ。昨年までの大麻騒動の中で、最も問題な日本の覚醒剤問題は大麻で目くらましされていたみたいです。
薬物犯罪者に対しては本人が使用して受けたダメージ以上の罰を与えてはいけない。とどこかで見た記憶がありますが、これからノリPは間違いなく受けたダメージ以上の罰を社会から受けるでしょう。これが覚醒剤から抜け出る道を狭める事にもなるのでしょう。
日本は覚醒剤に関しては世界一の乱用大国でアメリカよりも多いと言われています。知らなかったなあ。人口の2%と言う数字はアメリカのコカイン使用率に匹敵する。と聞けば驚く人もいると思います。覚醒剤は乱用者イコール依存者なのかもはっきりしないし正確な統計数字もない。日本に流れ込む量もわからない。全てないないづくしの日本の薬物乱用対策の中の覚醒剤。
大麻と覚醒剤の区別もしないマスコミ報道はむしろ意図的なものではないでしょうか。どこかから指示でも出ていたのかも知れない。
大麻事犯は違法栽培者も含め、覚醒剤事犯の様に暴力団員だったり錯乱して凶器を振り回す心配がないから「安心して」手入れが出来るなどと広言する警官もいるそうですが、全くハームリダクションと反対なんですね。政権交代があったら・・・まああるでしょうが、ハームリダクションこそ反官僚主導政治の最たるもので、ムダを省くならダメセンを真っ先に廃止して貰いましょう。厚労省ホームページで薬物乱用問題を検索すればダメセン不要論がすぐに誰でも分かるはずです。同じ事言っているだけですから。 |