まだまだ遥か遠き道のり 投稿者:しら 投稿日:2009/09/01(Tue) 05:39  No.5458  Mail  [返信]
フロッガーさん
>民主党は頼りにならん、という声もありますが、あまりお上には依存せず、これからの新しい社会システムを自分達も主体的に関わって作っていかなければならないと感じます。

民主党を長らく取材してきたビデオ・ニュースの神保さんが指摘する、『「まかせる政治」から「引き受ける政治」へ』の転換ということでしょうね。引き受けたいですね、大麻取締法の改正。(^^y-~

Piichan
>麻薬取締官事務所はどうなるのでしょうね。

民主党政権になっても、省庁の地方事務所などのあり方を見直すのはしばらく先のことになるだろうから、当面は自分たちの存在理由と必要性を誇示するために、ますます薬物事犯を摘発しようと張り切って検挙者数を増やそうとするのではないでしょうか。

まさるさん
>このレイブは特別だと思っている。

「山水人2009」のサイト、見ました。とっても充実した、内容の濃い企画だったようですね。このような、心のこもったまつりで、自然のなか、出会いのなか、一服できたら最高だろうな。読売の記事も見たけど、完全にこのまつりが狙われた検問だったようですね。『県警は今回のイベントに備え、検問を実施していた』とのことです。

まつりのサイトに、中止のお知らせとして、次のように書かれていました。

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2009年8月29日。警察の検問によりGOAGILのパーティへ来られる方より数名の逮捕者が出ました。それによって、警察より山水人代表者が呼び出され「“レイブ”を中止にしない限りは会場内での一斉捜査を行う」という通告を受けました。弁護士に相談した所、執行はありえるという事でした。

純粋に音楽と自然を楽しみに来られている中で大変不本意ではありますが、山水人運営者たちでの話し合いの末、GOAGILにも理解を得た上で、4時間半程のプレイの後に、中止とせざるを得ませんでした。
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実に、おぞましい警察国家です。まつりに向う人を狙い撃ちで検問し、大麻所持で逮捕したうえ、まつり自体を中止しろ、さもなくば会場内を一斉捜索すると脅し、弾圧する。こんなニュースを読むと、俺は日本人をやめたくなるよ。
最近、レイブは狙われています。薬物使用で死者が出てしまうような例もあって、私が知っているような、かつての牧歌的な雰囲気のパーティーばかりではなく、今やヤクザが入り込んで、何が入っているのか分からないようなドラッグが売られていることもあるそうです。これはこれで問題です。それは、まともな薬物政策が行われていない現実の一断面でもあると思います。それと、やはり、凶暴な警察権力の違法任意捜査を撃退する、法的知識を身に付けることの重要さも感じます。

>この時代に革命を起こそうではないか!!

「革命を起こそう」などという物騒な呼びかけでは、多くの人の理解や共感は得られないと思うよ。まさるさんの怒りは痛いほど分かるけど。

かっちゃん、ちょっと異を唱えるようですが。(^^y-~

>大麻はレイブに必要なものなのですか?そうだとしたらそのレイブは中止になって当然です。

個人的な経験・感覚として言うと、大麻はレイブに欠かせないものだと思います。大麻のないレイブなんて、炭酸の抜けたコーラのようです。私は、大麻くらいでレイブが中止になるようなことのない社会を願ってこの活動をやっています。

>よく、レイブ会場で大麻、LSD、MDMAなどが使われていると言う話も聞きますが、目的は違法な薬物を使用して幻覚など楽しむ事なんでしょうか?

レイブの内容によるのではないでしょうか。現実問題として、なんだかわけの分からないようなドラッグも流通していて、死者まで出てしまうことがある。これは日本の薬物行政がまともに機能していないから起きる悲劇だと思うし、そのような事態を回避するためには、違法か合法かを問わず、正しいドラッグ教育が必要だし、社会に流通するドラッグを、品質を含めて管理する必要もあると思う。
それと、程度や質によりますが、「薬物を使用して幻覚を楽しむこと」それ自体は、一概に否定されるべきものではないと私は思っています。

>ロードマップについても考えを出し合って進まなければならない時期だと思います。

まったくですね。これほど大麻汚染と騒がれて、逮捕者が増えて、相談も頻繁に入りますが、大麻取締法を見直そうという取り組みに参加する人はなかなか思うように増えません。協力してくれる人が少しずつ増えてはいますが、率直なところ、無力感が身に沁みます。これも国民性なのかな、と思ったりします。

>レイブに向かう6人が大麻不法所持で逮捕されたと言われてもこの場合警察の逮捕をそれほど不当とは思えません。

どうでしょうか。果たしてこの検問の実際のやり方が、任意性の許容範囲を越えた権力の横暴ではなかったかどうか、極めて怪しいものだと私は思います。このような検問や任意の職質など、やられた側がしっかりとビデオに録っておくことも必要だと感じます。

>大麻取締法変革運動は大麻取締法をないものとして無視するのではなく、文字通り大麻の真実を前提として変革する運動です。

大麻取締法変革センターとしては、そして私個人としては、あくまでも合法的に、大麻の事実と言論によって法改正を求めるものです。ただ、大麻取締法を無視している人たちを咎めるつもりもありません。私は、大麻取締法変革センターをやっていなければ、こんなクソ法は無視しているだろうと思います。そのほうが良かったんじゃねーかと、チラっと思ったりすることもあります。なので、現実にこの法を無視している人には、人生をぶち壊されるような大変なことになるから、捕まらないでねと、祈り、願うばかりです。