医療大麻 投稿者:しら 投稿日:2009/09/04(Fri) 21:18  No.5478   [返信]
フロッガーさん
>大麻を医療機関で処方する制度は麻薬に準じてはどうか。

医療的に使う大麻を麻薬に準じた扱いにする方向性は、レクリエーション目的で利用する道を閉ざそうとする力に吸収されてしまうのではないでしょうか。
もちろん、フロッガーさんは「レクリエーションに関しては、販売するための制度」が必要だとされているので、レク目的を禁じる意図ではないことは分かるのですが。

医療的な面では、まずは大麻の医学的・薬学的研究の規制を緩和し、さまざな成分についての特性が明らかになることを私は望みます。そして、さまざま成分の組み合わせによって、特定の疾患に特化した大麻由来の製剤が開発されれば、医療現場で医師が処方できるようになるのではないでしょうか。

海外の例を見ても、個別的な疾患についての大麻の効果は、むしろ民間療法的に、患者たち自身によって効果が認識され、その認識が共有されて広まっているように見受けられます。

私は、大麻の医療利用は、民間療法的な、個人的な利用の一側面という捉え方も必要だと考えています。自らの疾患を癒す効果を求めて大麻の利用を望む人たちは、嗜好目的での利用を求めるケースよりも、優先度・緊急度の高い、それこそ生命に関わる問題、生存権の問題でもあるので、大麻取締法第4条の「二、大麻から製造された医薬品を施用し、又は施用のため交付すること。三、大麻から製造された医薬品の施用を受けること。 」については削除し、つまりは、医療目的での利用に関しては、罰則の対象としないという合意形成が急務かと思います。

医療大麻について、どのように制度化するのが望ましいか、海外でもいろいろなパターンがあるようですね。大麻が医療的に使われている国や州では、実際にどのような制度として運用されているのか、現在、Takuさんにリスト化をお願いしています。海外のさまざまな実情を検証しながら、日本ではどのような制度に落しこむのが望ましいのか、議論を深めることができればと思います。

宇宙さん
>民主党が野党だったとき、党の意思決定機関として「次の内閣」という名称を名乗っていましたね。

公開サイトでは記事にしていなかったもしれませんが、民主党の「次の内閣」厚生労働大臣の藤村修衆議院議員の事務所には、医療大麻の資料を送り、秘書の方とも話をしています。選挙前のことでもあり、お送りした資料をちゃんと読んで頂けたかどうか分かりませんが。
今後、政権与党になった民主、社民、国民新の各党や、厚生労働行政に関わる政治家、事務方には、資料を示して働きかけを続けたいと考えています。