亀レス 投稿者:しら 投稿日:2009/09/25(Fri) 06:18  No.5565  Mail  [返信]
Piichanさん
>法務省の記者会見解放の動き

有意義な情報ありがとう。民主党の記者会見をオープンにしてきた岡田外務大臣が、外務省の会見を記者クラブ以外にも開くと明言されているし、この問題は脱御用記者クラブの方向に推移しそうですね。

岡田外相が打ち出した「オープン記者会見」の中身
http://www.jimbo.tv/commentary/000588.php

ネットメディアについては、日本インターネット報道協会に所属している法人や個人であれば、記者会見に出席可能になるようです。おそらく、他の省庁も同様の方式を採ることになるでしょうから、THCも「大麻報道センター」にでも改称して乗り込むかな。前田さんが池袋の事務所を拠点に医療大麻のNPO法人を立ち上げる予定ですが、NPOとは別に、薬物問題に特化した報道機関としての組織を立ち上げるという方向性もアリだと思います。
日本インターネット報道協会の年間加盟料は法人で12万なので、それほど敷居は高くないだろうと思います。報道機関としてのIDがあれば、政治家に直接取材することなども容易になりますね。
日本の政治もようやくいろいろと動き始めた感じです。既存のマスゴミはあいかわらず民主党バッシングのようなクソ報道が多いけど、これからは既存のマスゴミよりも、ネット報道でこそ真実が伝えられる状況に拍車がかかり、今は新聞とテレビでしか情報を得ていない人たちも、ますますネットにシフトするだろうと思います。

南蛮渡来のJさん
>そんな法案が成立した暁には、THCとしてはオランダ大使館に断固抗議するしかないですよね。

いやー、THCが断固抗議してどうにかなる話じゃないなー(^^y-~
オランダの現政府はキリスト教系の政党と労働党の連立政権で、大麻に寛容なのは労働党だそうです。2010年の総選挙までは、基本的にコーヒーショップに関する政策は変更しないことになっているようだし、オランダの官僚機構も硬直化していてお役所仕事のようなので、今回のドラッグツーリズム問題の解決方法についても、そう簡単に実現はしないのではないかと思うけど、どうなんでしょうね。とりあえず、2010年の総選挙で、私は労働党に1票入れたいと思います。

ヒートアップするオランダのカナビス政策議論
http://www.cannabis-studyhouse.com/82_news/2008_11/081212_nl_cannabis_politics_heats_up/nl_cannabis_politics_heats_up.html

野中さん、翻訳ごくろうさまです。
>個人的にはこのような重要な情報は広く公開すべきだと思いますが、サイトの運営経費上の問題もあるので、しらさんの判断を尊重します。

安田課長補佐への取材録音、まさるさんに書き起こしてもらったので、編集してアップしようと思います。が、これは単発的な取材ではなく、実質的には既に5年前から続けているロビー活動です。以前、私にダメセンの大麻情報の英語原文を送ってくれた元マトリの担当者は、私に言質を取られるような対応をしたこともあり、担当を外されてしまいました。私は無責任な対応を非難してきたけど、彼としては、厚労省の無責任体質のなかで、それなりに、彼なりに、誠実に対応しようとしたのだと思っています。ちょっと気の毒なことをしちまったなぁと思っています。
ロビー活動に関しては、こちらの手の内をどこまで公開するかなども含め、いろいろとセンシティブな問題もあるので、どのように情報を出すかについては、慎重に検討したいと思っています。

研究者さん
研究者さんは、何を研究されている方でしょう?カンナビノイド関連の研究をされているのでしたら、ぜひこっそりメールを下さい。教えて頂きたいことなどありますので。
info@asayake.jp

>何が一番重要なことなのか?ということを明確にし、その1点を徹底的に追求していくこそことが、結果変革に近づき、早期に実現することになるのではないでしょうか?

私の目標は、個人的に利用する少量の大麻所持や栽培を刑事罰の対象から外し、規制と課税を基礎とする制度的管理を法的に確立することです。そのために、裁判や行政やダメセンへの働きかけを行ってきましたし、マスゴミの誤報に訂正を求めるのもその一環です。現に、大麻について誤解していたと率直に認める記者もいましたし、政党の政策担当者にも複数の方がそのような反応を示しました。
当方としての目標は明確ですが、そこに至る過程には、さまざまなステップが必要だと思っています。この取り組みは、詰め将棋に似ていると感じることもあります。基本的で基底的な取り組みとしては、日本では知られていない、マスコミが決して報道しない、海外の社会的現実や、大麻の医学的事実について、まず私たち自身がしっかりと知識を得て、それを日本社会に流通させることが大事だろうと考えています。
なかなか思うように進捗できず、ジレンマを抱えたままですが、とにかくできることを、できるだけ効率的に、ひとつひとつやっていくしかないだろうと思っています。
ぜひ研究者さんも力を貸して下さい。よろしくお願い致します。