提案 投稿者:野中 投稿日:2009/10/06(Tue) 04:18  No.5624   [返信]
「不正目的のための大麻種子の使用に関するあらゆる側面の探求(Exploration of all aspects related to the use of cannabis seeds for illicit purposes[PDF])」についての外務省への取材拝聴しました。

以前も述べたように、第51回忌国連麻薬委員会に向けて、政府に「国際条約による大麻規制の見直しを求める提言」を提出する際に、外務省にわが国代表の意思決定プロセスについて問い合わせたところ、
「それは国会で審議されるような性質のものではなく、外交上の機密事項に相当するため情報開示請求をしても開示されないと思います」
という趣旨のお答えをいただきました。つまり、私たち国民の意思はまったく反映されておらず、誰がどうやって決めているのか国民は知ることが出来ないということであり、私は甚だ疑問に感じました。このプロセスは民主主義的ではないと思います。

こうした問題を解決するために、外務省と厚生労働省に対して、’大麻種子に関する決議案’の作成に関わる全ての文書について開示請求するというのはいかがでしょう?文書が存在しない、あるいは外交上の機密事項に相当するため不開示となったならば、その事実を公開し、民意を反映するよう求めていくことが目的です。そうした活動を通じて、大麻問題に関する開かれた議論の土壌作りに貢献できればと考えています。グローバルな視点からみれば、国連は薬物政策におけるNGOの果たす役割について高く評価しています。21世紀はそのような形で市民が政治に積極的に関わることにより、より民主的な社会を実現できるものと考えます。

大麻問題に関しては、科学的事実と人権を照らし合わせて考えれば、おのずと答えが見えてくる問題です。当分の間は、そのような情報の公開が大きな役割を果たすでしょう。

大麻問題・政策についての開かれた議論が出来るのはこのページだけです。ここのデータを保存しておけば、大麻取締法改正活動が市民のボランティアによって如何にして行われたかがわかり、今後の民主主義における市民運動にとっての一つの参考資料となるでしょう。

録音機材が無いために、電話取材はで来ませんが、しらさんもご多忙のことと思いますので、情報開示請求は私の方で行っても構いません。