| しらさん
> ドイツは日本と同じ先の大戦の敗戦国だけど、大麻に対する対応ひとつ見ても、その後の違いは大きいですね。
ご指摘のように同じ敗戦国としてドイツでも厳しい刑罰で大麻は取り締まられ、大麻使用者も今の日本と同じような目でみられていた時代があったそうです。 でもそれを現在の状況まで変えていったのは国民です。 多くの人間がアクションを起こして変えました。 「権力には何を言っても何をしても結局無駄」と大麻の法律に限らず、昔の自分は思っていましたが今はそう思いません。 なぜなら、同じような状況から人々の力で変えていった国が 実際にあるのですから。 最近の中ではアメリカのデンバー市での合法化が、良い例だと思います。
日本の大麻事犯の摘発は魔女狩りなんて例えもどこかで目にしたんですが、ハイテクノロジーを誇る日本が中世時代のような体制を未だに持ってるなんて悪い意味で驚かれてます。
>ドラッグ中毒者を単に犯罪者として見るのではなく、ケアを必要とする人、という認識に基づいた政策が採られているようですね。
全くその通りです。
>ナタのほうがこの現世を裁いているのではないでしょうか
ナタさんはあらゆる犠牲を払い、いかに今の日本の司法が機能していないのかということを露呈して見せてくれました。 それでなくても第一審で長期の実刑をくらい、最高裁まで持っていけばその分拘束される時間が長引くことも覚悟の上で、やれるだけの事をやると実際に貫いた事に本当に脱帽してます。 この法律の不条理さを真っ向から問い詰めたナタさんの前から逃げたのは司法の方です。 刑に服さなければならない状況にあっても、本質的なところで勝ったのはナタさんです。 こう書くとナタさんは普通の人とは違った感覚を持っている人と一般の人にとらえられるかもしれませんが、 先の事に対する不安や恐怖、長期間独房で一人で過ごさなければならなかった状況、苦しみ、緊張など、同じような状況になれば誰もが感じるような激しい苦痛をナタさんも感じていたのだろうと思います。 でも、極限の中でナタさんは最後の最後まで頑張った。 そういう事実を見させてもらっているので、しらさんが
>ナタのほうがこの現世を裁いているのではないでしょうか
とおっしゃるのもおおいに同感しています。 ナタさんが100万人いたら急速に日本も良くなるでしょうね。 |