脳に対して; 投稿者:野中 投稿日:2006/06/16(Fri) 03:32 No.917 [返信] |
| (財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターのサイトには >■大麻の身体的影響(詳細) 脳に対して; 心拍数が50%も増加し、これが原因となって脳細胞の細胞膜を傷つけるため、さまざまな脳障害、意識障害、幻覚・妄想、記憶力の低下などをを引き起こします。また、顕著な知的障害がみられます。 http://www.dapc.or.jp/data/taima/3-3.htm
という記述が見られますが、
WHO'97レポート 5.3.2 脳機能と神経毒性 http://www.asayake.jp/thc2/archives/00055/index.php?page=2 では、 >慢性的な大麻ユーザーの脳の著しい解剖学的変化という初期の主張は、高解像度コンピュータ断層撮影法を用いた後の研究によって、人間と霊長類のどちらにおいても立証されませんでした(Rimbaugh他、1980; Hannerz & Hindmarsh、1983)。
>大麻の長期的な影響の局所脳血流量(CBF)に関する少数の調査が行われています。 Tunving他(1986)は、10年にわたる慢性的なヘビーユーザーにおいて非使用者の対照と比較して、CBFの安静時のレベルの全体的な低下を示しましたが、局所的な血流量の違いは観測されませんでした。CBFのレベルは、禁断とともに通常の値に戻りました。しかし、若干の被験者が最初の測定の前にベンゾジアゼピン(それはCBFを下げることが知られています)を与えられていたという点で、この研究には欠陥がありました。もう一つの研究においてMathewと同僚(1986)は、ユーザーと非使用者の対照との間のCBFレベルでいかなる違いをも発見しませんでした。
とありますので、間違いでしょうね。 仮に大麻の規制を続けるにしても、間違った情報を流し続けていては、信頼を損なうので、教えてあげた方がいいと思います。 |
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