パラダイス・スペイン 2

いま吸っているもの

マルスカと私は生まれながらのマリファナ・スモーカーだが、スペインでは主にモロッコ・ハシシのお世話になると思っていた。スペインでは5世代に渡りハシシが主流で今でもウィードは少ないからだ。いずれにしても、なかなかありつけない時のことを考えて、パワープラント・バッズとパワープラント・アイスを持参して行った。

スペインで最初に出会ったカナビスはバロセロナのフロという名前のバッズだった。この丁寧に仕上げられたバッズは独特の色と香りと風味を持ち、ハイは他のどれとも似ていない。「インテリア」グローショップのカルロが旅のお供にといくつかわけてくれたもので、私たちは最後のひとかけらまで堪能しつくした。

二番めに出会ったのはマラガの「シンセミラ・ストリート」で地元の栽培者の一人と交換したものだった。名前は忘れてしまったが甘いスカンク種だった。

そのころには、持参した分はバルセロナとアリカンテで多量に吸ってしまってもうなくなっていた。アリカンテではインターネット・カフェで親切な人と交換して地元産のウイードやハシシもいくつか吸ってみたが、手を出すほどではなかった。このハシシは友達の友達に頼んでトレモリナスで手に入れたもの。悪いものではなく、ポリネーターで作ったクリーンで黄色のポルーン・ハシシだった。

マルスカもこのポルーンは気に入っていた。

このよく成熟したマラガ・ミスティは、グロー・シュアのペペ・モリナから訪問の歓迎のしるしにいただいた。素晴らしいバッズで、もとはもっと大きかっが吸い切る間際まで写真に撮るこのを忘れてしまった。

このバッズはペペ・モリナから紹介してもらった地元のある栽培者にいただいたものだが、たちまち吸い切ってしまって、大変恐縮なことに家に帰って吸う分も別にいただいてしまった。ありがとうございます。このインディーカ・バッズはとても美味だった。いずれにしてもスペインのウイードは世話がいきとどいている。

これも地元の栽培者からもらったもので、スペイン産のクロニック。歓喜を上げたくなるようなウイードで、素晴らしい風味とハイ。

ペペは非常に優秀なガンジャ・ガイドで、山の中にあるフェルナンダの家へ案内してくれた。フェルナンダは特別のお客と行事にしか出さないコレクションを見せてくれた。

これらのバッズはすべて屋外で有機栽培されたものだ。種類を確実に覚えておきたいのでいつかまた教えてもらうつもりだ。これが No 1。

とても密でスカンク・スペシャル風味。 No 2。

これが No3。いずれも同じガーデンで栽培されたもの。

フェルナンダからはこの3つのバッズをいただいた。どれもとても素晴らしく気持ちの良いハイになる。どこかスペインの空気と太陽と土の感触が漂っている。

これはパブロにもらったもの。彼の友達が育てた。クルミのような硬い感じの赤毛のスカンク・バッズで素晴らしい煙が出る。パブロの友達はすごい。

このハシシはペペにもらったもの。彼には親切なモロッコの親友がいていつもハッピーだ。見た目とおりの素晴らしい味で、凧みたいにハイになってしまった。

ポリネーター・ハシシをオランダ人女性から分けてもらたことがあったが、今のコレクションに混じって出てきた。こうした出現は大歓迎だ。

これが今から吸う分。

非常に良質のハシシ。ずっしりした茶色で粘りがある。中にはハシシ・オイルが注入されているに違いない。よく燃えて、効力は長時間持続する。モロッコ・ポルーンの一級品。

ダブル・ゼロ。この名前は上の素晴らしい2つのハシシを扱っていた親切なサプライヤーから教えてもらった。爆発するように効果が表れ、明晰なインスタント・ハイをもたらしてくれる。

これはARSECAのクラブにいったときにもらったもの。交換はメンバーだけで内密に行われている。いつか自分も加わってみたい。

カメラを持っていない時に試したものもあるのでこれがすべてではないが、見てのとおり、スペインのカナビスのショップやクラブに挨拶に行っただけでこれだけのものが集まってしまった。オランダでも集められるかもしれないが、ここにはそれだけでなく、太陽や解放的なライフ・スタイル、すばらしい食事もあちこちに溢れている。

ノル&マルスカ。スペインのカナビスを点検中・・・


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