カナビス栽培日誌 20

10月7日

収穫は残り僅か、種も・・・

ここ2日は雨模様。雲から太陽が顔を出すとタイを日に当てている。このオリエンタル・レディーたちには本気で気にかかる。タイ・シンセミラを吸いタイ。

ライト・タイ。私はこう呼んでいる。2本とも同じように世話して来たが、別の一本に比べて葉の色が淡い。しかし本格的なバッズをつけ始めたようだ。

ダーク・タイ。緑が非常に濃い。どちらの種もウイリー・ウォーテルで販売していたタイスティックから採取したものだが、タイ本国では別々の栽培者が育てたものに違いないだろう。

バロンは奇妙な格好をした最後のブルー・サテライトをトリムしてくれた。彼は優秀なトリマーで、植物を非常に見事なバッズに変身させる。

ご覧の通り、非常に上手に枝処理されている。

全体から枝を切り放してスペインの収穫バケットにまとめた。

収穫はとてもきつい作業なので始終ジョイントを巻いていた。このジョイントはオールド・エド。最高に甘い味でスムーズにハイになる。だが、もっと続けて何本も吸いたくなるのが欠点といえば欠点。

これはスイート・ツース3のバッズを集めたバケット。週末にはバッズ・バケットの撮影を予定しているが、さらに数日間乾かしてもいいかも。

オールド・エドの中から一つのバッズだけにブロックヘッドの雄を受粉してみたが結果は上々だった。オールド・エドのバッズにポリ袋をかぶせて、中でブロックヘッドの雄の枝を振って花粉を撒き散らしてみた。被せたのはバッズの上半分だけだっが、その部分だけが種を付けた。大成功。

これがバッズの上半身から取れた種。いくすかを試しに育ててみて、残りでフォローするには十分。種の状態も良好で、ざっとみたところでは無精卵はほんの少しだった。

レジェンド・ウルティメート・インディーカでいっぱいのバケット。私も散髪したほうがいいかも。

これが収穫の大部分。手前に拡げて乾してあるのが最後に収穫したブルー・サテライト。

ノーザン・サテライトとブロックヘッドはまだ逆にして吊ってある。水分がなくなって来ている。

ストーンした枝の残りかす・・・

さて、これが2003年スペインでの私の収穫。オランダのどこのフラワー・スタンドでも見られるようにうまくディスプレイしてみた。このままマーケットに持っていってみんなに販売したい気持だ。

この写真は、自分が15才のときに父のフラワー・スタンドで花を売っていたころのことを思い出させてくれる。そのときは、いつの日か自分が最高のドライ・フラワーを売るようになるなどとは想像もしなかった・・・

ノル・ファン・シャイクとバッズ。


http://www.hempcity.net/travelreports/growreportmay2003/20/index.html