賢いカナビス・ユーザーになろう

健康的でハッピーな愛好家であるためのTIPS


NORML New Zealand
Sensible Cannabis Use
http://www.norml.org.nz/modules.php?name=Content&pa=showpage&pid=52
Marijuana Harm Reduction Advice
http://www.norml.org.nz/modules.php?name=Content&pa=showpage&pid=26


他の人の模範になろう。回りによく気が付くカナビス・ユーザーになろう。
カナビスを使うのなら、間をおいて、度を超さずに使うのが最も安全。
少は多に勝る。できるだけ品質のよいカナビスを少しだけ吸うようにしよう。
週に1〜2日はカナビスを使わない。使うのは1日に3時間までを限度にしよう。
吸う方法だけではなく、食べたり、飲んだり、バポライザーも試してみよう。

肺を傷めないように注意しよう。ほとんどの害は煙の熱とタールと煙そのものが問題。
きちんと吸い込んですぐに吐き出そう。THCはすぐに吸収される。
水パイプやボングは煙が冷えて吸い易くなる。深く多量に吸い込まないようにしよう。
水は毎回新しくして使い終わったら捨てよう。たまにはパイプやボングを掃除しよう。
ジョイントやパイプを回す場合は、唾液が付かないように手の平をうまく使おう。

妊娠中の人や母乳で育てている人、妊娠予定の人はカナビスを使わないのがベスト。
深刻な精神障害歴のある人は、カナビスの量を控えて、できれば止めよう。
できるだけアルコールとの併用は避けるようにしよう。酔いすぎる危険が増える。
できるだけタバコを混ぜて吸わないようにしよう。ニコチン中毒になる恐れがある。
カナビスを使うことで、家族や職場や学校で嫌がられないようにいつも注意しよう。


●カナビスの健康への害削減

カナビスについて一般に語られていることの大半は単なる神話で誤りだが、煙にして吸うということはそれがどのような物質であれ肺に害を及ぼすのは間違いない。喫煙において最も害になるのは燃える過程で発生する熱とタールで、さらに煙自体に含まれる小さな粒子や灰も害になる。

このことは何も吸わないことが一番安全ということを意味しているが、もしカナビスを吸うという選択をしたのならば、間をおきながら、度を超さずに使うのが最も安全ということになる。

また、カナビスを吸うのではなく、食べたり、お茶(バング)にして飲んだり、バポライザーを使って蒸気を吸うような別の方法も試してみるとよい。

吸う場合は、最高のカナビスを吸うようにしたほうがよい。そうすればカナビスの量も煙の量も少なくなる。

それぞれのカナビスの効力は、強いものから弱いものまで非常に違う。未知のものを吸うときには、ストーンし過ぎないないように強さを確かめながら少量ずつ試し、望む状態になるにはさらに吸うべきかどうかを決めるまで10分間待つようにするとよい。

パイプやボングには必ずメッシュ・フィルターを装着し、燃えている破片や灰や粒子を吸い込まないようにする。

深く吸い込んだり、煙を長く留めておくことは、肺を非常に害する。THCは肺ですぐに吸収されるので、長くホールドしていても吸い込むタールの量が増えるだけだ。こうした行為は、カナビスが違法なので値段が非常に高いために強力なボングを使おうとする場合だけではなく、たとえ一本のジョイントであってもカナビスのほうがタバコより害が大きいと考えられているからだ。

ボングは、水によって煙りを冷やし、固形物をフィルターし、最も害のあるタールの一部も吸収してくれる。特に氷りを入れた水を使えば、煙の熱に起因する害を減らすことができる。吸うときには強く吸引し過ぎて、飛び散った水滴まで吸い込まないように注意しなければならない。水は肺に悪い。また、ボングでは煙をスムームに吸い込めるので、深く吸い込み過ぎないように注意しなければならない。

ばい菌やバクテリアを防ぐために、ボンズの水は毎回使い終わったら捨てて、使うときに新しい水を入れるようにする。定期的に、入れ歯洗浄剤などで消毒するとよい。ボングやパイプはガラス製のほうが好ましい。プラスチックや木などを使ったものは、燃えて有毒ガスが出る恐れもあるが、掃除で傷も付きやすい。ボングの口径は小さなもののほうがダメージが少ない。ボングやパイプは、普段、フリーザーに入れておくと、使ったときに煙を冷やしてくれる。

唾液を介して致死性の髄膜炎がウィルスやバクテリアで感染することもあるので、ジョイントやパイプやボンブを回して使うのはやめたほうがよい。もし回ってきたら、直接口に触れずに、手でパイプの口を握るようにして親指と人差し指の間から吸ったり、ジョイントをチラムのようにして吸うようする。

カナビスは違法なので、公的には健康のための規制や監視が行われていない。このことは、極めて多くのストリート・カナビスが人間の使用には適していないことを意味している。

人工着色されたカナビスは絶対に吸ってはならない。また、ケミカルな味やにおいがするカナビスは、強欲な栽培者が収量を増やそうとして肥料や農薬をたくさん投入して残留している可能性がある。警察によって除草剤がまかれたものもある。また、カビの生えたり(アンモニア臭がする)、菌類が繁殖したカナビスは、吸い込むと非常に危険なので絶対に吸ってはならない。

他のドラッグとの併用は効き方の予想が難しく、健康リスクも大きくなる。特に、カナビスを吸っているときに、アルコールのような抑制系のドラッグを一緒に使うと、思った以上に酔ってしまうことがある。また、カナビスの抗嘔吐作用でアルコールを飲み過ぎることもある。

カナビスにタバコを混ぜて吸うことは、その分だけ肺のダメージが増えることを意味する。また、必ずしもタバコを吸わないカナビス・スモーカーであってもニコチン中毒になるおそれがある。

不快な気分や感情を抑えるためにカナビスを使うと、ときにはかえって不快感を増強して整理がつかなくなってしまうこともある。カナビスを使う前に不安やパラノイドを感じていたのならば、その症状が余計に悪くなることもある。

バッド・トリップに対処するために、カナビスをさらに吸うようなことはしてはならない。しばしば状態をもっと悪くする。