カナビスを吸うとどうなるか


ミッキ・ノリスとクリス・コンラッド

Source: Cannabis Consumers Campaign
Subj: The Experience of Getting High
Author: Mikki Norris with Chris Conrad
arranged by Dau
http://cannabisconsumers.org/reports/gettinghigh.php


カナビスのハイは、人それぞれで異なります。大きく分ければ、セット・セッティング・カナビスの種類によって変化しますが、セットとは、使う人自身の身体や精神の状態、経験、考え方などの意味で、セッテイングは回りの環境や使うタイミング、パートナーなどの組み合わせなどのことを言います。当然のことながら、たとえセッティングや使うカナビスが同じであっても、セットはその都度に変化しますから、同じ人であってもいつも同じようなハイになるとは限りません。

概してカナビスのハイは極めて良性のものですが、しかし、誰でもどこでもいつも安全で楽しい経験をすることができるとは限りません。時にはバッドな状態になることもあります。カナビスは、心地よいセッティングを整えて、自分のセットを見極めてから使うことが大切です。

カナビスを吸った場合は、慣れた人では1分以内にヒットを感じます。効果は15分ぐらいでピークに達して1時間半ぐらい持続します。その後は急激に弱まって2〜4時間後には消失します。カナビスは、手巻きのジョイントなどの他にもパイプやボングという水パイプを使って吸いますが、バポライザーという装置を使って有害な煙を出さずに活性成分を蒸気にして吸引することもできます。

また、カナビスはクッキーやケーキなどにして食べることもできます。しかし、吸収に時間がかかるために効果が出てくるまでには30分から1時間ぐらいかかります。いったん効果が現れるとピークは吸った場合より強烈で長く持続し、4〜6時間くらいで消失します。効果の強さは食べた量によって変化しますが、人によって消化・吸収の状態が違いますので同じ量でもハイの状態は人によって大きく異なります。

吸った場合には、効果の発現は早いので、慣れれば吸いながらハイの状態を調整することができます。このことは、オーバードーズ (過剰摂取) を避けることができるというカナビスのアドバンテージの一つになっています。しかし、食べた場合はこのような調節ができないので、オーバードーズの危険は大きくなります。適量が不明な場合は、最初に標準量の半分ぐらいを食べて、30分ほど様子を見てから残りを食べるかどうか決めるようにします。

バッドになったりオーバードーズした場合には、ゆっくりした場所で横になって新鮮な空気とジュースなどで気持ちを落ち着ければ、たいていの場合は1時間ぐらいで回復します。カナビスでは死ぬことはありませんから、慌てないことが肝心です。


感覚の高揚

カナビスは、気分や感覚や集中力を高めて物事の印象を強めてくれます。心臓が高鳴ったり、音楽がよりファンタスティックに感じられたり、デザートが最高においしくなったり、自然の美しさに感激したりします。

同じように、ネガティブな感覚や考えが高まることもありますが、意識的に気をそらして別のことに集中したり、景色の違う場所に移動したりすればたいていは収まります。

世界的な難問の画期的な解決法が思い浮かんだりすることもあります。しかし、そのような知覚の高まりはやがてなくなってしまうので、できれば何かに書き留めておけば、後で思い出すのに役立ちます。


記憶

カナビスが過去の記憶にネガティブな影響を与えることはまずありません。自分の名前や住所、両親のことや子供時代のこと、いろいろ学んだことなどがカナビスによって記憶から消え去るようなことはありません。

カナビスがトリガーになって過去のカナビス体験が蘇ることもあります。思い出すのはたいていはポジティブな体験ですが、ネガティブな記憶が蘇ることもあります。しかし、そのようなことがしばしば起こる人は自然とカナビスをやらなくなります。

また、老人などでは過去の記憶が蘇ったり、記憶力が低下しないといった効果があるとも言われています。その一方で、過去の嫌な体験や苦痛を消し去る効果のあることが動物実験で示されています。実際、カナビスはPTSDのトラウマの治療に使われたりしています。

しかしながら、カナビスによって短期記憶が乱されることはごく普通に起こります。人と話している最中に何を話しているのか忘れてしまったりすることは珍しくありません。ですが、それはハイになっている時だけで、記憶自体に影響するわけでもありません。

短期記憶が乱されることがカナビスの悪害のように言われたりしますが、短期記憶そのものが脳に蓄積されるわけではありませんので悪影響として残ることはありません。

短期記憶と永続的な記憶との関係は、コンピュータのワークメモリーとハードディスクの関係に似ています。実際、コンピュータのワークメモリーは計算や描画などの一時的な作業に使われますが、ハードディスクには書き込まれません。カナビスの短期記憶の乱れは、ワークメモリーの電圧変動や熱による乱れと似ています。


カナビスは現実逃避?

カナビスを使った大半の人は、何かから逃れるというよりも、ポジティブな気分の高揚を感じます。気分が良くなれば、何ごともポジティブに感じるようになります。

一部には、気分が落ち込んで滅入ってしまう人もいますが、そのような場合は、その人にカナビスが合っていない可能性があります。無理すれば、逃避どころかさらに問題が大きくなってしまいます。

しかし、多くの人は、抱えている問題に対して新しい見方や解決の糸口を見出して気分が高まると報告しています。特に、終末期の病気で苦しんでいる人たちの中には、カナビスを使うことで鬱状態を克服して残った人生を尊厳と感謝を持って生きられる人もいます。

確かに、一部には逃避目的でカナビスを使う人もいますが、カナビスを吸うことが良いか悪いかは状況に依ります。もし新しい見方や展望が得られるようなれば問題はありませんが、社会の迷惑になったり自分を傷つけたりすれば、それはカナビスの悪い使い方と言うことができます。カナビスは、責任と節度を持って使うのが大人の使い方です。


イマジネーションとクリエティビティ

ハイになっていると、よく馴染んだ風景の中に全く気付いていなかったパターンや意味を発見したりすることがあります。また、畏敬や啓示を感じたり、現実をよりリアルに感じたりすることもあります。

こうした知覚変化には大きく分けて、(1) すでに知っている真実へのさらなる深い認識や理解、(2) まったく新しい見方や考え方、(3) ちゃめっ気のあるファンタジーやおもしろアイディアの発見、の3種類があります。

たわいないアイディアが次から次へと出てきてクスクス笑いが止まらなくなったりもしますが、非常に複雑な問題が整理されて解決の糸口を見出すこともあります。天文学者のカール・セーガンは、ハイの影響下で難しい物理の方程式を解いたと言われています。

また、今まで見過ごしていた現象に中に新しい知見を見出したり、人生との関係性に豊かな隠喩を発見したりすることもあります。時間や目先のことに追われた人生の中で、もっと全体の状況をバランスよく俯瞰できるようになったりもします。

こうした可能性はその都度セットやセッティングが変化しますから限りはなく、物事を常に新しく見直す機会を与えてくれます。こうしたことを称して、物質世代から精神世代へ、などと呼ばれることもあります。


判断力

カナビスでハイになっている人は、アルコールで酔っている場合と違って、カナビスの影響下にあることがわかっていて自然に自分の行動を調整しようとする傾向があります。

例えば、大半の人はハイがピークの時は自動車を運転しようしませんが、これは、自分の時間や空間の感覚がいつもと違っていることがわかっているので、たとえ運転に重大な障害になるとまでは感じなくとも、より慎重になるからです。

このことは、ハイになっていても、自分の行動を客観的に俯瞰しているもう一人の自分が存在していることを意味しています。こうした感覚はカナビスの際立った特徴の一つで、酔うと自分を見失ってしまうアルコールなどとは全く違っています。

また、カナビスから新しい判断基準を獲得して、例えば、友だちからの誘いを断って自分の部屋に閉じこもってカナビスをやるようになったりする人もいます。ですが、ほとんどの人は、このように閉鎖的にはなったりせず、オープン・マインドで社交的になります。


時間感覚

ハイになると脈拍数が少し上がることがありますが、このことが時間感覚に影響すると言われています。脈拍が早くなると、その分だけ時間が早く進むように感じます。また、物事へより集中しているときも時間を早く感じます。つまり、実際の時間を遅く感じるようになります。

例えば、1時間ぐらい経過したと思っても、実際に時計を見ると10分しか経っていなかったりします。繰り替えし時計を見て時間の経過感覚を矯正し直してみてもそれは変わりません。

時間の経過が遅く感じられた分だけ、観察や反応の仕方がより繊細になります。一度にたくさんのアイディアが思い浮かぶようなこともありますが、あまりに展開が早いので過ぎていくのを見ているだけでとても憶えきれません。

いつもの一曲がなかなか終わらないように感じたり、とての長く感じたりします。また、運転などでは時間が早く感じる分だけスピード感が増して、いつのまにかスピードを落として速度制限以下で運転するようになります。他の車に追い越されても気にならなくなります。


セックス

多くの人はカナビスでセックスがより良くなると考えています。一部の人たちはカナビスが媚薬だとさえ言います。カナビスによってセックスの楽しみが増えるのは、抑制心から開放されてリラックスし、接触感覚や快感が強くなって集中度が高まり、時間が稠密になるからです。

そのことによってオルガスムス自体が強くなるわけではありませんが、官能感が増えると言われています。こうした感覚は、ろうそくの光や、周囲の視覚的な美しさ、音楽などによってさらに高まります。

よりイマジネーティブな行為を求めるようになりますが、だからと言って、自制心を失ってセーフ・セックスやコンドームの使用に無頓着になるようなことはなく、相手に対する思いやりがなくなることはありません。


身体的影響

カナビスのハイによる身体的な影響としては、目の充血、脈拍の増加、手先や足先の冷え、口の渇きなどがありますが、どれも一時的なもので、慣れてくるとそうした症状が出てこないこともあります。

カナビスの煙で喉や気管支が刺激されて咳き込んだりすることはありますが、タバコと違って、気腫や肺癌などを引き起こすことはありません。逆に、カナビスは気管支の筋肉の緊張を緩めて広げる働きがありますから、昔は喘息の治療に使われていたこともあります。

カナビスには致死的な毒性はありません。カナビスのオーバードーズで死んだ例は今までにありません。しかし、食べた場合などでは、オーバードーズして非常にバッドな経験をすることもあります。

ですが、深刻な状態にまで至るケースはあまりなく、たいていは吐き出すかまたは時間が過ぎるのを待っていれば回復します。また、経験の浅い初心者の場合は、食べる量を他の人の半分以下にすることでオーバードーズを防ぐことができます。

この点に関しては、ジョイントやバポライザーのほうが安全です。例えば、ジョイントを1本吸うには10分程度かかりますが、カナビスの効果は数分以内に現れますので、途中で中断することで吸う量を調整することができるからです。


食欲

大半の人はカナビスで 「マンチー」 になった経験があります。マンチーは食欲が旺盛になることで、食べ物が非常においしく感じられたり、チョコレートやデザートの味が一層よくなったりします。

中には、味覚が鋭くなって食物に含まれる成分を選り分けられるようになったり、臭覚が敏感になったりする人もいます。また、カナビスは食欲を増進させるだけではなく、吐き気や嘔吐を抑える作用があり、癌の化学療法による副作用に治療にも使われています。

逆に食欲がなくなって、食べることにあまり興味を示さなくなる人もいますが、そのような人でも数時間後に強い空腹感を感じて無性に食べたくなることもあります。そのような状態が就寝時に襲ってくると寝れなくなったりすることがあります。

食欲の管理に関しては、無意識に食べつづけたり、逆に何も食べなかったりするのではなく、カナビスを使う前に適当な分量の食べ物を用意したりして、量ではなく味を楽しむように自制することが適切です。


思考と意識の変化

カナビスを使っていると、軽い多幸感、幸福感、安堵感などを感じます。ごくありふれた日常の事柄を急に興味深く感じたり、生き生きして細部が豊かに見えたりします。また、普段思い悩んでいる問題を少し離れたところから見えるようになったりもします。

ハイの時の思考は直線的というよりも乱数的です。直線的な思考は障害物があると行き詰まったりしますが、乱数的な思考は障害物に遮られないで進むことができます。つまり、思考の脈絡にあまりとらわれずに全く新しいアイディアが浮かんだりします。

このことはカナビスが知的触媒として作用する可能性を示しています。レポートを書いたり、絵を描いたり、あるいは何らかの問題を考え込んで行き詰まったりしたときに、カナビスを一服すると突然見え方が変わったり、普段見過ごしていた事柄の重要性に気付いたり、解決に必要な強力な補助線を思いついたりすることがあります。

しかしながら、逆に、考えがぼけて明確さや焦点がなくなってボケっとした状態になることもあります。こんなときには自分だけの世界に入り込んで、何を見ても可笑しくなったり、たわいないことでクスクス笑いしたりします。

また、より自然体になって普段よりも社交的になる人もいます。回りの人たちと一緒にチェスをしたり、ビリヤードやテーブル・サッカーなどをすることが無性にうれしくなったりします。

寡黙になって深く自我を意識して自分の人生や運命の意味について見つめる人もいます。このことは、古くから世界中でカナビスが宗教儀式の一環として使われてきた理由の一つにもなっています。


パラノイドと不安

特に、恐怖にもとづいた反ドラッグ教育を受けてきた人が始めてカナビスを使うようになると、ハイになっと時に、自分が悪い事をしているのではないかという思いに囚われてネカティブな精神状態になることがあります。

誰かに見張られているのではないかとか、逮捕されるのでないかとかいった妄想で自意識過剰でパラノイドやパニックになったりすることがあります。また、カナビスを食べ過ぎた時などは、自分の精神が狂ってしまうのではないかと恐怖にかられたりする初心者もいます。

このような状態はしばしば突然起こります。きっかけは、カナビスの影響で心臓の鼓動が早くなって、それが潜在意識とシンクロした時などに多く起こります。しかしこのような場合は、脈拍が増えるのは普通の反応でことあることを思い出せば不安が収まります。

また、カナビスのハイの特徴である、自分の行動を客観的に俯瞰しているもう一人の自分がいることを思い出して、現在の状態がカナビスの影響によるものであること、死ぬようなことは絶対にないこと、最悪でも数時間で回復することを自分に言い聞かせます。

不安は、リラックスできる場所に移動して横になり、新鮮な空気を意識して吸い込んだり、ジュースのような甘い飲み物を飲んだりすればたいていは収まります。友だちに背中をさすってもらったり、話を聞いてもらったりするのも役立ちます。いずれにしても、数時間経てばカナビスの影響はなくなります。


リラックスと倦怠感

身体的なレベルで言えば、カナビスには筋肉の緊張やけいれんを軽減する働きがあります。このために、脊髄損傷や多発性硬化症などの治療にも使われています。

仕事が終わってから、一日の緊張を解くためにカナビスを使う人もいます。また、寝る前に軽く一服するとたいていはよく眠れます。

しかし、仕事がたて込んでいるときなどでは、ほとんどの人がカナビスを使いません。それは、カナビスで疲れやすくなったり眠くなったりすることがあるためです。特にインディーカ系統のカナビス品種にはその傾向があります。

また、逆に気分が高揚してエネルギッシュになる人や、いつもより慎重に作業をするようになる人もいます。一般に、サティバ系統の品種では、疲れをあまり感じないで作業に集中できる言われています。

強い倦怠感に襲われることはあまりありませんが、ネガティブな気分をアップさせようとしてさらにカナビスを使うとますますネガティブになることが多いので、体に逆らわずに寝てしまうほうが賢明です。


オーバードーズ

確かにカナビスをオーバードーズ(過剰摂取)してバッドな状態になったりすることもありますが、まず第一に、カナビスのオーバードーズで死ぬようなことは絶対にないことを押さえておくことが大切です。

一般的なオーバードーズの症状としては、動悸や体温低下や吐き気などの身体的な不快さ、ネガティブな思考や不安、自分がコントロールできないといった恐怖感などの精神状態が上げられますが、パラノイヤやパニックにまで発展することもあります。

特に、経験の少ない人がいきなり多量にカナビスを食べたりするとオーバードーズしやすくなります。慣れていない人は、なかなか効果が現れないのを効力が弱いからだと勘違いして、追加していくつも食べようとしたりすることもありますが危険です。

カナビスを喫煙する場合には、オーバードーズすることはあまりありません。これは吸っている途中で効果が現れてくるためで、途中で中断したり吸い込む煙の量をコントロールできるからです。しかし、効力の強いカナビスをボングなどで続けざまに吸ったりするとオーバードーズしやすくなります。

いずれにしても、オーバードーズによるネガティブな状態は数時間以内に消失します。また、パニックは連鎖的に大きくなっていくので、無理せずに早い段階でリラックスできる場所に移動して横になり、新鮮な空気を意識して吸い込んだり、ジュースのような甘い飲み物を飲んだりすればたいていは収まります。


社交性

カナビスで社交的になるかどうかは、一概には言えず、主に人それぞれの指向性によって違います。

大勢の人たちと一緒にカナビスを吸って、ハイの状態同士で話したりゲームをやったりして特別のコミュニーケーションをとるのが好きな人もいますし、寡黙で内省的になって会話がうまくできずに、社交的な場を敬遠する人もいます。また、人に知られず自分だけハイになって、人と会うのが億劫でなくなる人もいます。

ですが、社交的な場ではアルコールが出てくることが多いので、カナビスの抗嘔吐作用でアルコールを飲み過ぎてしまうことがありますから注意が必要です。


音楽

ほとんどの人は、カナビスで音楽がより心地よく聞こえるようになります。音が今までと違って聞こえたり、まわりの景色の美しさとシンクロしてより生き生きと鮮明な印象を受けたりします。

一部の人は、いくつも楽器の演奏を聞き分ける能力が高まって、楽器同士がどのように相互作用して一つの音楽を構成しているかを理解できるようになったりもします。

しかし、音楽には人によって好き嫌いがありますから、自分の感動を無理やり人に押しつけても同じように感動してもらえるとは限りません。


読み書き

一般的に言って、通常のような読書の仕方はハイになっている時はできません。一つの文を読み終わらないうちに最初の部分を忘れてしまったり、同じ行やパラグラフを何度も何度も繰り返して読んでいたりします。

ですが、読書により集中して、登場人物に感情移入できたり、全体の情景をビジュアルに思い浮かべることができるようになったりもします。

書くことに関しても、通常のようにはできなくなります。自分の名前や住所をバランスよく書けなくなったり、字が思い出せなくなったり、文字を図形のように感じることもあります。

しかし、文章を書きなれている人の場合は、ほどよく発想が沸いてきて次から次へとリズムよく書けるようになることもあります。


アルコールとの併用

特に、カナビス初心者では、カナビスとアルコールを同時に使うことは好ましくありません。カナビスの効果がわからなくなってしまいますし、カナビスの抗嘔吐作用でアルコールを飲み過ぎて失敗することもあります。

また、カナビスとアルコールの常習的併用は、カナビスの依存症のリスクを増やす可能性があることも指摘されています。アルコールを飲む場合は、アルコールを飲みながらカナビスを吸うのではなく、カナビスのハイの下でアルコールを楽しむようにします。


このパンフレットは、オランダ・アムステルダムにある 『ハシシ・マリファナ・ヘンプ・ミュジアム』 のガイドの一つとして作成された。著者のミッキ・ノリスは、カリフォルニア州オークランドに住むカナビス運動家として、パートナーのクリス・コンラッドとともに広く知られている。彼らは、ミュージアムのディスプレーの改装も担当していた。

(Originally written for a display at the Hash-Marijuana-Hemp Museum of Amsterdam. Based in part on observations from the book, High Culture, by William Novak (The Cannabis Institute of America, Inc., 1980.)